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今日はセミアコの調整を3本やる予定だったのですが、残念ながら2本で終了。ギターの調整、やりだすといろいろこだわってしまうのですが、それを抜きにしてもスピードが遅いかもしれません。精進せねば。

実は先にJAGURとJAZZMASTER、それからESPの175モデルを先に調整する予定だったのですが、昨日セミアコを試しに来られたお客様との話もあるので、先にセミアコに着手しました。

明日は他にやらなければならない仕事が入っているので、セミアコ調整の続きに時間が取れるかどうか微妙・・・

今日調整した2本、まだ売りに出すわけではないで、店のホームページにはまだ載せませんが(ホームページに載せてなくても売りに出しているのもたくさんありますけど・・・)結構きれいに仕上がったので写真公開です。

335タイプ2本!

335タイプ2本!

左はグレコの80年代前半のモデルSA-700。タップスイッチがついている珍しい仕様です。SA-700という型番自体は70年代から続いていて、80年代前半の少しの期間にタップスイッチバージョンだったようです。タップはリアもフロントも効くようになっていて、万能ギターと言われるセミアコの守備範囲をさらに広げた仕様と言えそうです。ギブソンでもES-347だったか、タップスイッチ仕様のセミアコがあったのでその模倣でしょうか。この頃は本家ギブソンは3ピースのメイプルネック、ヘッド下に補強のためのボリュート、ヘッドはラージヘッドと呼ばれる幅広なタイプでしたが、このグレコもそれに倣っています。

右は近年製のESP兄弟ブランドEdwardsの一本。少し落ち着いた感じの赤色がシックな感じです。定価で12,3万円といったところのモデルなのですが、トップ&バックはメイプル単板という豪華というかセミアコとしては変わった仕様です。ピックアップはSeymour DuncanのJazzとCustom5。ESPはSeyomour Duncanの国内総代理店なので、ダンカンのピックアップ採用はヨユウなのだと思いますが、著名なピックアップなので、音の傾向を想像しやすいというのがうれしいところ。

出来れば明日サウンドチェックしてしまいたいけど、時間とれるかな。

8月5日追記

調べたら、ギブソンES-335の型番でも70年代後半から80年代前半にタップスイッチ付きがあったようです。