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本日完成、出品したSG1500.

先日からレストア作業をしてきたSG-1500、一昨日Daddarioの010~046の弦をレギュラーチューニングで張って調整、今日までネックの様子を確認。反り等の問題もなく、弾き心地も良好、本機用に制作したローズウッドのパネルも取り付けて完成、本日出品にこぎつけました。

サウンドの方ですが、やはりバイサウンドシステム(コイルタップ)によってかなり幅が広く、演奏していても色々な方向に可能性を感じます。

元々高域の強いPUだと思いますが、シールド処理の効果もあってか耳に痛い感じもなく、意外とクリーンが弾いていて楽しいです。実はシールド処理で必要以上にハイが削れないかちょっと心配していましたが、いいバランスかと思います。当たり前ですがノイズも少。今回、弦高は低め(1弦12f1.2mm,6弦1.7mm)にしていますが、弾き味も良好で、滑らかに弾けます。

 

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以前も扱ったYAMAHA SG1000の年代違い・色違い。

以前も扱ったYAMAHA SG1000の年代違い・色違い。

オーバーホールでお預かりしているYAMAHA SG1000。先月も同じモデルをオーバーホールしましたが、実は同じ持ち主様。今回も電気パーツの総入れ替え、フレット交換を中心に行います。前回のSG1000は弦アースに問題があったり、フレットが24フレットだったり(今回は22フレット)などあったのですが、今回はそれらはなし。他の仕事をかたずけてから今日はまず電気パーツの入れ替えを行いました。

ボリュームは国産のPOT、トーンはBournesのPush PullスイッチPOT、キャパシタはオレンジドロップ、ジャックも国産でまとめています。

ボリュームは国産のPOT、トーンはBournesのPush PullスイッチPOT、キャパシタはオレンジドロップ、ジャックも国産でまとめました。

前回のSGもそうだったのですが、オリジナルの配線はほとんどの箇所にシールド線を用いていたり、裸線の部分は絶縁カバーもされていてかなり丁寧な仕事がされていました。配線もわかりやすく色分けされていました。この辺はさすが国産のギターという感じです。一方で交換したパーツ、キャパシタはちょっとだけ凝ってオレンジドロップですが、他は比較的コスパのよい国産パーツ中心。

途中来店されたお客様と話し込んだりして、先ほどようやく配線完了。アンプにつないでチェックして今日の作業完了!

 

本日は昨日フレット交換まで終えたYAMAHA SGオーバーホールの残りの作業をクリア。

ナット交換作業中。弦の溝を掘っているところ。

ナット交換作業中。弦の溝を掘っているところ。

出来上がったナット。牛骨ナットです。

出来上がったナット。牛骨ナットです。

欠けていたトラスロッドカバーをエボニー材で作成。

欠けていたトラスロッドカバーをエボニー材で作成。

細かいところですが、弦アースを止めているネジ(青矢印)がテールピースのスタッドと連動していて、セッティング次第で裏パネルにネジの頭があたるので、裏パネルにネジ頭のスペース(赤矢印)を掘りました。

細かいところですが、弦アースを止めているネジ(青矢印)がテールピースのスタッドと連動していて、セッティング次第で裏パネルにネジの頭があたるので、裏パネルにネジ頭のスペース(赤矢印)を掘りました。

写真には撮っていませんが、全体のクリーニングをして、長年の汚れを落としました。ブリッジに詰まった埃やサドルの青錆びなどは振動の妨げになると思っているので、徹底的に除去。オクターブネジも固着気味だったので、分解してクリーニング、ネジ部に潤滑剤も塗って可動性を復活。最後にオクターブなど基本調整を施して・・・

やっと完成!

やっと完成!

ようやく完成。オーバーホール前と比べて見違えるほど弾きやすくなりました(そうならないとオーバーホールの意味ですよね・・・)。うーん、うれしい。このSGは売り物ではなく、お客様からのメンテ依頼品。長い間弾かれずにしまわれていたギターです。ネックの波打ちもあって厳しい部分もあるかと思いましたが、さすがは日本製、しっかり蘇りえりました!

イイ感じに仕上がったところでサウンドチェック!

まずはクリーン。

歪んだ音。

今回のオーバーホールの中身は・・・

・PUとトグルスイッチ以外の電気パーツ交換、PUエスカッション交換

・ネック波打ち修正(指板修正にて)

・フレット交換・ナット交換

・テールピーススタッド加工(テールピースをもっと低くできるように加工)

・裏パネルに弦アースネジの頭が干渉していたので、触れないように裏パネルにスペース切削

・トラスロッドカバー製作(エボニー製)

・全体クリーニング

・ロッド・オクターブ・弦高・PUバランス調整 etc.・・・

明日はお店の商品のメンテ&出品の予定。日本では珍しいTaylorのエレガット914CE-Nです。

昨日出品予定だったのが間に合わずに本日出品となったオベーションのエレガット。プリアンプについているPre EQスイッチが意外と使える機能でした。

赤矢印の小さなスイッチがPre EQ。

赤矢印の小さなスイッチがPre EQ。

単純にいえば「ローカットフィルター」のようなものなんですが、歌のバックではローカットにして、イントロやソロではギターの音を前に出すために太い音へ切り替えなんて使い方が期待できます。

3Band EQもあるので、ライブ中やスタジオ練で手元で調整したい人には扱い易いと思います。

明日からはお客様からお預かりした古いYAMAHA SGのオーバーホールに着手。とりあえず明日は電気部分をやるか・・・

YAMAHA SG 名機ですね。

YAMAHA SG 名機ですね。