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ダダリオのPhospher Bronze弦でもっとも太いセットです。Heavy Gaugeという言葉は曲名にもなっていて耳にする機会は多いと思いますが、実際にアコギにHeavy Gaugeを張っている人はおろか(長渕剛さんだけ?)、店頭でもほとんど見かけません。それだけ需要が少ないこの弦に今回挑戦してみました。弦のテンションは6本合わせて約98kg(mediumよりも13kg、lightよりも24kg大きくなります。)、エレキのHeavy Gaugeの1.5倍、かなり未知のテンションです。挑戦開始から今日で18日目になります。おそらく、長く張っていることでまた印象が変わってくるとは思いますが、張り替えてから、今日までの印象をレポートします。ギターはこのサイトでも紹介している。K.Yairi YD62Eで、Medium Gaugeからの切り替えです。

音ですが、「レンジ」「音量」はmediumよりも広がったように感じました。前者ですが、倍音成分が少し豊富になったと感じました。弦張り替え直後はきらびやかな音が出るのは他ゲージでも同じなので、少ししたらおとなしい音に変化するかもしれないと思っていましたが、今日にいたってまだその印象が変わっていません。低音については顕著に増えたとは感じていませんが、増えているかもしれません。音量が増えるので、どうしてもその分迫力が増すので、判断付きにくいです。その音量については明らかに大きくなりました。思い切り弦をはじいて鳴らしきる場合と、弱く弾いて小さな音を出す場合の強弱の切り替え、ピッキングの感触がまだつかめていませんが、それくらい強弱をつけられる幅も変わるということになります。慣れれば、普通のゲージよりも大分レンジの広い演奏ができると感じました。

一般的には弦を太くすると音量が増し、サステインは落ちるといわれています。私は今まで1ランク細いmedium gaugeを使用していましたが、サステインが落ちた感触はありませんが、音量があるのでわかりにくいのかもしれません。次に弦を変える機会に2ランク細いlight gaugeに替えて確かめてみたいと思います。

弾き心地ですが、張り替え直後はセーハを抑えるのが大変だったのと、コードチェンジが追いつかなかったのですが、少し慣れてきました。モノにするにはまだまだ練習が必要ですが、思ったほど弾きこなすが難しいということはなさそうです。意外でした。

自分が試す前に調べた限りでは、Heavy Gaugeはストロークに向くという情報がありました。確かにガンガンストロークするとかなりの迫力がありそうです。その分エレアコでハハウリングが起こりやすくなるかも。ソロギターのようなフィンガーピッキングには向かないかもという情報もありましたが、試してみて「個人の好み次第」だと思いました。どうしてもLight Gaugeに比べれば弦を抑える難度が増すので、細かい演奏には向かないと考えがちだと思いますが、一番大事なのは「音が気に入るかどうか」だと思うので、私はソロギターでもアリだと思います。弾くのは大変ですが、音として「変」「アンバランス」ということはありません。いい音だと思います。

ネックですが、もともと少し順反りの状態にしてあり、それが若干増えた気がしました。元々テンションが高くなり押さえにくくはなっているので気のせいであることも考えましたが、ほんの少しだけ(若干の順反りが残る状態に)トラスロッドを締めました。その後反りの進行は見られません。

もうちょっと練習してから動画もアップします。

ES335①

1963年仕様のセミアコES-335、Gibson Custom Shopナッシュビル製です。出音にはソリッドボディにはないふくよかさと同時に、カリッとしたエッジがあります。箱物ではありますが、深く歪ませてザクザクとリフを弾くのが気持ち良いです。

exl117                       exl145

少し前まで1弦012~6弦054のDA’ddario EXL145を張っていましたが、EXL145ではプレーン弦の音が少し固すぎで耳障りな感じがあったのと、歪ませて弾く場合に低音弦、特に6弦の低音感が物足りなく感じていました。この不満の解消に期待して最近1弦011~6弦056のDA’ddario EXL117に替えました。少し弾きこんでみないと何とも言えないですが、今のところ良い感じです。

ES335②

ピックガードを木製に替えている以外はオリジナルのままです。57classicというギブソン箱物では定番のピックアップが載っています。このピックアップはハムとしては出力控えめでクリーン・クランチでの音がとてもクリアですが、ハードに歪ませた音も気持ち良いです。

↓実際の演奏です。

↑こちらはクリーン→BlackstarDS2クランチ→BlackstarDS2ブーストの順で適当に弾いています。ピックアップは各音色ともNeck→Mix→Bridgeの順で切り替えています。

↑こちらはDriveは常時Onでボリューム操作で音色を変えています。DriveはBlackstarDS2のブーストチャンネルでGainは9時くらい、ブースターもonにしてMID中心にゲインアップ。ハードな歪を意識しています。ChorusOnは最初のほうだけです。

2014年3月2日 追記

↑動画の評判が悪いので、もう一回撮ってみましたよ。↓

 

Strings 6 : D’Addario EXL148

Posted: 2013年8月7日 カテゴリー: Strings
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現在私がストラトに張っている弦です。導入して3年くらいになります。パッケージの表示はEXTRA HEAVYですが、実質はこれの前に使用していたEXL145(Strings 5参照)のHeavy Bottom版です。ゲージは1弦から012,016,020,034,046,060で、導入前は「6弦060」という数字にビビっていましたが、かのSRVも6弦は058とか060だったというし、ほとんど同じだからOK!と無理に納得して試しました。本当は2~5弦はSRVよりも太い上、SRVは半音下げなので、実質SRVのギターを軽く上回るテンションがネックにかかるというトンデモナイ弦だったのですが…。しばらく弾かない場合は弦を少し緩めることに注意して使っています。

ストラトでの音の印象ですが、1~6弦までしっかりとした張りのあるトーンで中低域は普通のゲージに比べより充実しています。高音成分も削られることなく広いレンジで鳴ります。音量があるためか、ゲインをそれほど上げなくてもきれいにクランチしますが、そのため、ボリューム操作やピッキングの強弱によるゲインコントロールの幅があり、アンプやエフェクターでゲインを稼がなくても、しっかりドライブもさせられ、かつボリューム絞ってのクリーンもきれいです。ボリュームを絞って弱く弾いた場合でも音の余韻がしっかり感じられます。ここまではEXL145と同様ですが、特筆は6弦で激しくパンチング(つまみあげて指板に叩きつける。スラップのPULLのような奏法)がベースに近い迫力が得られます。

弾き心地ですが、1弦009や010のゲージからEXL148に変えた場合、弾きこなすのはまず無理です。1弦011のセットをクリアしてからでもだいぶ練習が必要だと思います。私はEXL148導入して3年くらいで、その前にEXL145から数えると5年以上1弦012ですが、まだ1弦21Fの1音半チョーキングがうまくできません。低音弦の方も4弦、5弦の人差し指チョーキングは半音くらいが精いっぱいです。

Strings 5 : D’Addario EXL145

Posted: 2013年8月6日 カテゴリー: Strings
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exl145

これくらいの太さの弦はJAZZ用のセットではよく見られますが、3弦はワウンド弦なものが多いです。ロック的な演奏には3弦はプレーン弦の方が良いと思いますが、こちらのEXL145はまさにドンピシャです。クリーン、クランチを中心に音づくりをするロック・ブルース志向なギタリストならこのセットはおススメです。一方ハードロックやメタルのギタリストにはプレーン弦が太すぎるかもしれません。EXL117の項でも述べたとおり、弦のテンションが強くチョーキングやレガートな演奏にはかなり制限が加わります。

私は3年ほど前までストラトにこのセットを張っていました。使い始めからしばらくは1音チョーキングがあがりきらず、ビブラートもうまくコントロールできませんでした。これの前は1弦011からのセットだったのですが、1弦012のセットとの間には必要な演奏力に大きな差があります。この差は1弦010のセットから011のセットに移行する場合とは比べ物になりません。コイツは鬼です。

音ですが1弦012、6弦054はアコースティックギターのライトゲージと同じ太さで、実際に生音もでかいです。音は太く、1弦011のセットよりもさらに中低域が充実し、しっかりと張りがあります。高音成分も削られることなく広いレンジで鳴ります。クリーン、クランチでは細い弦ではかなわない、豊かな鳴りが得られます。以上はストラトでの印象です。

exl117

こちらEXL117はDAddario EXL116の低音弦側をより太くしたセットです。本来はDチューニングに最適化したゲージのようですが、EXL116などで全体的に太い弦に変えたけど、できればもっと低音弦の迫力を増やしたい場合に使えると思います。

ハードロックやメタルのギタリストはギターの弦のテンションが高すぎるとチョーキングはもとよりタッピングなどのレガートな演奏も極端にやりにくくなってしまいます。(そういったテクニックはライトゲージならではのテクニックだと思いえるともいます。) またハードに歪んだ音ではプレーン弦の出音の魅力は011と012でそれほど変わらない気もします。そんな理由でハードロックやメタルのギタリストがゲージを太くする場合はこのセットが上限ではないかと考えています。

私はトーカイのレスポール(Guitar 3 参照)にノーマルチューニングで試して気に入って切り替えました。このレスポールにはEXL116をしばらく使用していたのですが、低音弦に物足りなさを感じるようになってきていました。期待していた通り低音弦の迫力は増したと思います。ただ、ピッキングハーモニクスがうまく鳴らせなくなってしまったので、要練習…。トーカイレスポール以外にも最近ES-330( Guitar 6参照)もこのセットを使用しています。

Heavy Bottomのセットはプレーン弦の張力とワウンド弦の張力差は普通のセットより大きいですが、演奏中に違和感を感じるほどではありません。

ES330Bigsby

ビグスビー付きのES-330です。オリジナルのままで手は加えていません。

exl117

弦はHeavy Gauge Guitar 3で紹介したTokaiレスポールと同じく1弦.011~6弦.056のDA’ddario EXL117を張っています。

ビグスビー搭載のせいかノーマル330よりも高域が立って、芯が強くなる感じで、ある意味Fender的な音だと思います。ロカビリーやカントリーの人がビグスビーを載せているイメージがありますが、そういう人たちが好む音かもしれません。搭載されているP-90ピックアップは通常のものよりもコイルターン数を少ない仕様です。音の分離がとても良く、ストロークでじゃかじゃか弾くのも楽しいです。

↓実際の演奏です。クリーン→クランチ→ブーストの順でそれぞれピックアップをneck → mix → bridgの順に切り替えながら適当に弾いています。

↓こちらの動画は常時歪みonでボリューム操作でクリーンを作っています。

ギターを弾きはじめてから20年以上経ちますが、この330を入手するまではビグスビーには悪い印象しか持っていませんでした。チューンニングが狂いやすいとか、楽器が重くなるとかマイナス情報をよく見聞きしていたのと、ビグスビー使いのギタリストで自分のアンテナにひっかかる人もなく完全スルーでした。一方で箱物ギターのクラッシックなルックスが大好きでセミアコ・フルアコは色々と物色していました。ES-330はヴィンテージも含めて10本くらい試しましたがどうも自分には音が軽すぎて芯が足りない気がして「330は自分に合わない」という結論が出かけていたのですが、ある時ビグスビー搭載のコイツを弾いてみたところ「これ、いい!」となりました。そのお店にはノーマル330もあったので比べさせてもらいましたが、やっぱり全然違っていました。ビグスビーは使ってみると独特の緩い(「イナタイ」というのでしょうか…)ビブラートにも味がありますし、330本体は自分には軽すぎるのですが、ビグスビー搭載だとウェイトバランスも良く感じます。335やレスポールにビグスビーだとどうなるのか興味深いです。

RoadWorn60STface

レリック加工が施されたRoad Wornというシリーズの60年代スタイルストラトです。Mexico製で比較的安価なモデルですが、非常に生鳴りがよく、上級モデルにひけを取らないと思います。購入したお店のスタッフさんも「このシリーズは鳴りがよい」と言っていました。レリック加工はカスタムショップに比べれば大味ですが、結構かっこいいと思います。ボディはラッカー塗装で写真では分からないですが、細かいクラックもちゃんと入っています。オリジナル仕様のまま使っています。ピックアップはTex-Mex。

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弦はEXL148を張っています。

RoadWorn60STback

ネック裏は完全に塗装が剥がされた状態で、木にじかに触れるので手触りがよいです。指板Rはヴィンテージ同様7.25Rなのですがフレットは大き目のDunlop6105が使われていて弾きやすいです。へヴィゲージに合わせてスプリングは5本。

RoadWorn60STtremolo

トレモロはフローティングにセッティングしています。

このギターのデモ動画です。↓

↑こちらはクリーンから順にハードディストーションまでピックアップポジションを変えながら適当に弾いてみました。最初のクリーン以外は歪みエフェクター(Blackstar DS2)をOnにしています。

↑こちらは最初から歪みOnでボリュームを絞ってクリーン~クランチを作っています。

EJST

2006年製エリックジョンソンストラト。50年代タイプのメイプルネックストラトがほしくて、いろいろ試した中から選んだギター。

exl148

弦はダダリオEXL148を張っています。

元々フルオリジナルでも気持ちよい音だったのですが、カスタムショップストラト(Guitar1のレポート参照)のパーツ交換で味をしめ、こちらもならった部品に交換しました。サドルはチタン、トレモロスプリングはRawVintage、アームはAllPartsの交換用で普通のスチール製とステンレス製を併用しています。

EJSTStringRetainer

オリジナルはストリングリテイナー無しですが、音程によってはナットとペッグの間の1弦が共鳴してしまうことがあったのと、見た目がさびしいので後付けしました。ナットは牛骨で何度か交換しています。

このギターのピックアップはエリックジョンソン自身が監修したものだそうですが、揺れ系のエフェクトののりがよいのと、ファズとの相性が良いと感じています。エリックジョンソンのようにエフェクターを多彩に使って音を作る人には向いている楽器だと思います。

↓このギターの音です。最初はクリーン、次にBlackStarDS2のクランチチャンネル、最後にドライブチャンネルです。それぞれピックアップポジションをneck→neck+middle→middle→middle+bridge→bridgeの順に切り替えていっています。

↓こちらの動画では常時Drive Onでボリューム操作でクリーン、クランチを作っています。

2014.2.22追記

レリック加工を施しました。↓

EJStRelic④

EJStRelic③