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今回は高校卒業から一浪して大学に入るまでのエピソードである。泣ける話なので、ハンカチ用意でヨロシク。少し長い話なんで3、4回に分けたい。明日以降、夏、秋冬編をアップしたいと思っている。

高校時代、オイラは学校の勉強をほとんどやらなかった。時間は主にギター練習とその関係の仲間との付き合いに費やしていた。プロになりたかったわけではないが、ただただギターが楽しく、要するに「のめりこんでいた」のだ。進学校に通っていたので、高1の頃から授業の合間の休み時間にまで勉強に費やすクラスメイトもいたが、ギター仲間たちはソコまで勉強の虫という感じでもなく、皆好きなことをしていた。しかし、高3にもなるとほとんど皆受験モードに入った。春には部活を引退、予備校通い、図書館通いの生活に入っていった。それでもオイラはギターな毎日を過ごしていて、トーゼン現役大学合格は果たせなかった。
実はオイラの通っていた高校は進学校といっても、浪人して大学に入る、所謂「進学希望者」の率が高いのであって、現役での進学率はそれほど高くないかった。高3の一年間だけ頑張ってもそうそう志望校に入れるものでは無かったし。オイラもその一人だ。しかし、オイラのギター仲間たちは何故か現役で合格、中には推薦で進学したツワモノモもいた。トーゼンだが、オイラの親は「結局おまえだけが遊んでたんやんけ」と思っていただろうし、その冷戦もより高度な緊張状態に突入することになったのだ。で、月1000円のナケナシのこづかいの支給も停止。それまではシレっとギター三昧していたが、さすがに出資者である親とのこれ以上の関係悪化はマズイ。勉強してなかったくせに大学には行きたいという若者特有の贅沢な矛盾もいつまで続くものではない。そんなわけで、仲間との卒業イベントを終えたのち、大学合格まではギターを封印することを決心したのだった。高校時代、イングヴェイのEvil Eyeをよく練習していたが、ギター封印前には中間のソロは弾けないものの、他のパートは何とか形にはなってきていたのでもっと練習しかったが、とにかく1年間は我慢だ。

卒業式が済み、志望する進路に向けての生活がスタートした。冷戦の影響もあり月¥1,000のこずかいも止められていたので、愛用のトーカイレスポールは先輩に売ってしまった。さよなら、トーカイちゃん・・・(T . T)
さらに受験が済むまでの軍資金を稼ぐ為に2週間ほど水道工事のバイトもした。ギター関係の友人Kの家が水道工事屋をやっていてそこで稼がせてもらったのだった。穴堀がメインの仕事だった。

 

TokaiLP

↑金のために売り飛ばしたトーカイちゃん・・・ごめんよ。

 手元にはモーリスのエレアコ(トルネード)が残っていたが、こいつは親に買ってもらったものなので売るわけにはいかねー。弦を外してケースにしまい、ひもで縛って押入れの奥へ封印。もちろん購読していたギターマガジンも封印だ。そして、トーゼン新刊号も買うのをやめた。

モーリスエレアコ

↑ネットでそのモーリス画像を発見。サイドとバックがオベーションのような樹脂製のラウンドタイプ。

 

こうして、約一年間の禁ギター生活が始まった。トーカイを売った金で参考書を買い込んだ。ごめんよラブロック・・・。しかしメソメソしている余裕はないのだ。週に2日予備校に通い、それ以外の日は母校の近くの図書館に通って勉強を開始。スタートから夏ごろまでは結構集中してやったからか、教科によってはまずまずの成績をとれるようになった。だが何しろ高校在学中は赤点の常連だったオイラの総合成績は思うようには上がらなかった・・・(夏編へ続く)。

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