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やっと完成!リバースヘッドストラト!

制作に時間がかかってしまっていたリバースヘッドストラト、本日コンプリート!Mさん、大変お待たせいたしました!

制作前の段階。ネックとネックプレートは依頼主さんが持ち込まれたもの。ボディは当店で用意した国産の3ピースアルダーボディ。

依頼主さんが持ち込んだワーモスのネックとチタンのネックプレート以外は相談の上で当店で用意したパーツを使用しました。高級志向ではなく、「一般的なもので質も良いもの」ということでペグやトレモロはGotohのスタンダードなものを、PUは低価格な割にサウンドバランスが取れているFender Tex-Mexをチョイス。制作途中は以下参照。

リバースヘッドストラトキャスター制作①

リバースヘッドストラトキャスター制作②

リバースヘッドストラトキャスター制作③

回路は当店オリジナルの3mode切り替え機構を導入しました。ストラトの配線改造でポピュラーなシリーズ接続や全PUを同時に鳴らすハーフトーンなども出せます。コントロールの詳細は以下リンクを参照。

Rainbow Tone Stratocaster / ストラトのサウンドバリエーションを増やす改造

PUはFender Tex-Mex、コントロールは1Vol,1Tone ,Mode Switch(センタートーンが3段階ロータリスイッチになっています)、5wayスイッチ。トレモロはGotoh製のスタンダードなシンクロタイプ。トレモロは勿論フローティング、アームをガンガン使用してもチューニングが安定するように調整も追い込んでいます。

制作の依頼をいただいた際、依頼主さんが持ち込まれたWarmothのリバースヘッドネックを使用しています。もともとフレット打ちまでされていたものを木目が浮き出るくらいの極薄塗装とフレット擦り合わせ、ナット製作と取り付けなどを加えています。見た目はヴィンテージ風ですが、トラスロッド調整がサイドアクセスになっていたり、握りも比較的薄めだったりモダンなネックです。

リバースヘッドなので、ナットへのテンションが通常と違っていて弾き心地もその影響があるかも。ペグはGotohのSD91でオーソドックスなクルーソンタイプ。ナットは牛骨。

ボディバック。スプリングはRaw Vintage。バックパネルは必ず取り付けなければならないものではないのでネジ穴は明けていません。

依頼主さんが持ちこまれたKTSのチタンネックプレート。

細かいことですが、ストラップピンはクッションもかませています。

サウンドチェック!

クリーン。アンプはFender Vibro King。

クランチ。歪はWEEHBO effekte JTM drive。

先のクランチをXotic BB Preampでゲインブースト。

今回かなり予定が押してしまいました。依頼主さんが「遅くなっても大丈夫」と言ってくれていたのに甘えていたのもあるのですが、作業スペースの都合で特に塗装工程で一時中断することが多いのが課題になっています。この年末に課題解決を目指して店内の内装に手を加えてもっと効率よく作業が進められるようにスペースを確保する予定です。

とにかく無事完成して一安心。

 

 

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既製のネックとボディを元にストラトを制作開始。

ご依頼いただいているリバースヘッドストラトのコンポーネントを開始。まず木部の加工。ちゃんとした既製のパーツはFender規格に準じているものが多いですが都合が悪い部分も多少あったりするので、実測を元に微調整などが必要な場合が多いです。

今回はお客様がご自身で入手されたWarmothのネック(左利き用ではなくちゃんと最初からリバースヘッド用に作られたもの)と当店で手配した国産の3ピースアルダーボディを組み合わせ。上写真のトレモロはGotoh製の一般的な仕様のものです。

今回のネックは既に取り付けビスの穴が開いていました。既製パーツは穴が開いていないものが多く、穴位置を決めるのもシビアなので助かります。でも開けられた穴の位置があっている保証はないのでまずは仮組して問題ないことを確認。使用する予定のビスは通常より太いものなので最終的には穴を広げる必要がありますがそれは最後の組み込みのときに微調整の余地にもなるので今はまだ広げません。

ネックは問題なく取り付けできました(仮組)。位置もOK。この写真はネックを取り付けた上でセンターとスケールを合わせてブリッジの位置を決め、そのビス穴もあけ終えてブリッジを載せてみたところ。

乗っけてみたブリッジを真上から。6本のビス穴がずれてないか確認。ここのビス位置の精度もチューニングに影響します。

スプリングハンガーのビス穴開けをしてビスがナナメになっていないか確認。OKです。キャビティの中心がハンガーの中心になるとは限らないのでブリッジ位置を決めてから位置決めという流れ。今回はキャビティの中心から少しずれた位置がベスト位置でした。端のスプリングがザクリの端に触れると駄目なのでそれも確認。メーカー品のストラトでもビスがナナメになってハンガーも傾いていたりスプリングが触れているのを見かけますが、やはり出来るだけまっすぐがチューニングの安定性確保には理想です。

左側は今回搭載するロータリースイッチ。以前このブログでも紹介したモードスイッチ(「Rainbow Tone Stratocaster / ストラトのサウンドバリエーションを増やす改造」参照)を搭載させるために通常センターのトーンが取り付けられる位置にこいつを取り付けるのですが、写真右の一般的なPOTに比べて幅がありボディのキャビティの拡張が必要になりました。

ピックガードの下に隠れる範囲でキャビティを少しだけ広げて、ロータリースイッチが入ることを確認。緑のテープはピックガード位置の罫書きのために貼ったもの。写真には撮っていませんがネックとブリッジのセンター合わせなどの罫書きも同じようにやります。

ロータリースイッチが余裕で収まる位の拡張が出来ました。勿論、ちゃんとピックガードの下に隠れます。

実際の作業風景の写真は撮っていないのですが、ザクリは電動工具と治具を使用して開けます。ちょうど良い治具はなかったので今回は治具も作りました。

今日はここまで。このあとはボディの木地調整→塗装という流れです。まだだいぶ先ですが完成が楽しみです。