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オーダー受けて制作した透明のピックガード。

先日、日本製のセミアコのPU以外の電気パーツの新調・再配線、基本調整とともに、欠品していたピックガード製作のご依頼をいただきました。「形状はレスポールのピックガード風で、透明」というオーダーで、今回は3mmのアクリル板から制作しました。上の写真は実際にギターに取り付けてみたところです。ブラケットはレスポールタイプのものだと角度が合わないのでES-335の互換パーツを流用しています。

完成した透明アクリルのピックガード。外側の側面(PUと反対側の側面)はナナメに削り出しています。オーダーは「レスポールのピックガード風」ですので基本的な形状はレスポール風ですが、取り付けるセミアコのボディサイズに合わせてリサイズ、少し大き目になっています。あとアクリルはネジ止めの際に力を加えすぎると割れやすいのでネジ穴は使用するネジの径より少し大き目にしてあります。また、ボディに取り付ける際はボディとピックガードの間にウレタンのワッシャーをかまします。

ブラケットのシャフトが入る部分は既製パーツですが、そのままではボディにぶつかってしまうので削ってサイズを調整した上でピックガードに接着。

今回のギターはちょっと珍しいので他の部分の作業が終わったら本サイトで記事に上げさせていただく予定です。

 

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60年代Gibson ES-120のピックガードを製作。

60年代Gibson ES-120のピックガードを製作。

上の写真、フロントにシングルコイルと思われるピックアップが搭載されていたGibsonのES-120です。オリジナルPUからBartoliniに交換するにあたってピックガードを製作したもの交換しています。緑矢印で示しているのがオリジナルのピックガード。

今回、BartoliniのPUに交換するにあたって、オリジナルピックガードでは取り付けできなかったので、取り付け可能な新しいピックガードを作らせていただきました。

オリジナルのピックガードだとピックアップカバーのビス穴が合いませんでした。

オリジナルのピックガードだとピックアップカバーのビス穴が合いませんでした。

製作途中の新しいピックガード。思いっきり製作工程を省略していますが、まず原型を起こしてそれに沿って電動工具で形を整えていきます。外周はナナメに切り落していますが、単にナナメにするだけでなく、周辺部の下側はほんの少し垂直、他の部分が45度になってます。PUの穴も取り付けるbaltoriniにぴったり合うように治具を作ってから加工します。ピックガード製作は結構手間が多いですね。

製作途中の新しいピックガード。思いっきり製作工程を省略していますが、まず原型を起こしてそれに沿って電動工具で形を整えていきます。外周はナナメに切り落していますが、単にナナメにするだけでなく、周辺部の下側はほんの少し垂直、他の部分が45度になってます。PUの穴も取り付けるbartoliniにぴったり合うように治具を作ってから加工、そこまで終えたのが上の写真。あとはコントロールとジャックの穴をあけるのと、ピックガードとボディの距離を適切に保つためのスペーサを制作。ピックガード製作は結構手間が多いですね。

ピックガードとボディトップの距離を適切にするためのスペーサー。ネジ穴は四か所で、ピックアップ側に2か所、コントロール側に2か所。後者に写真の2本のスペーサを、前者には白のフェルトクッションをかませます。

ピックガードとボディトップの距離を適切にするためのスペーサー。もちろん、既製品があるわけではないので製作したものです。ピックガードを止めるネジ穴は四か所で、ピックアップ側に2か所、コントロール側に2か所。後者に写真の2本のスペーサを、前者には白のフェルトクッションをかませます。

配線をする前にパーツをピックガードに取り付けて一度ギターに装着、ジャックの先端がボディトップにあたらないか、ボリューム・トーンのPOTがボディにあたらないか(近すぎないか)、などを確認します。

配線をする前にパーツをピックガードに取り付けて一度ギターに装着、ジャックの先端がボディトップにあたらないか、ボリューム・トーンのPOTがボディにあたらないか(近すぎないか)、などを確認します。

仮止めで側面から見たところ。問題なさそうです。スペーサーもちょうど良くピックガードの水平もOK。

仮止めで側面から見たところ。問題なさそうです。スペーサーもちょうど良くピックガードの水平もOK。

確認OK!いよいよパーツの取り付けと配線。POTは通常サイズのものを使いました。

確認OK!いよいよパーツの取り付けと配線。POTは通常サイズのものを使いました。ピックアップからの配線はとりあえずアセトテープで止めています。

配線が済んだらいよいよ取り付け。出来上がったを側面から見たところ。電車の車体の下みたいですね。

配線が済んだらいよいよ取り付け。取り付け完了、側面から見たところ。電車の車体の下みたいですね。

出来上がった状態がこのレポートの一番上の写真(フィルムはがしていない状態。ちょっとめくれている箇所もありますが・・・)。このピックガードオリジナルと全く同じ上面のサイズにすると、PUを取り付けるビスをはじめいくつかのビス穴が端っこになり過ぎて強度に不安があったので、若干横幅を大きめにしていますが、目論見通りになったかと思います。

あとはフィルムをはがすと、ピックガードはピカピカなので、ボディの雰囲気と合わせるかどうか。必要であればピックガードをレリック加工して合わせることもできます。ピックガードは作るとなると意外に手間が多い部品ですが、楽器の雰囲気を変えたり、今回のように今までつけられなかった部品を載せたりなど満足度の高い改造の一つかと思います。