「その他」カテゴリーのアーカイブ

日本、アメリカで幅広く活躍しているブルースマンMASATOさんがご来店。無理言って一曲演奏していただきました。曲はRay CharlesのDrown in my own tears。味わい深く、心にしみる演奏でした。MASATOさんありがとうございます!

ギターの音作りや演奏のことなど色々お話させていただき、僕自身とても勉強になりました。MASATOさんはフィンガーピッキングスタイルなのですが、とても表情豊かで味わい深い演奏で見入ってしまいます。

MASATOさん率いるEAST WEST BLUES BANDがシカゴブルース界隈で活躍しているBreezy Rodioを迎えてのツアーが9月にあるので、お近くの方はぜひ!スケジュールは以下の通り。
9/2 船橋 Buddy’s
9/3 千葉 邪夢jam
9/4 大阪 Howlin Bar
9/5 福山 Gun’s
9/6 宇部 Big Hip
9/7 久留米 FUNKY DOG
9/8 別府 CREOLE
9/9 佐賀 Live Bar 雷神
9/10 博多 BuRaPi
9/11 広島 Jive
9/12 倉敷 Cookie jar
9/13 京都 捨得
9/14 四ッ谷 mobius
9/15 横浜 Stormy Monday
9/16 小岩 Back in time

MASATOさんはブルースベースのインストバンド、The Baby Facesにも参加。こちらのライブは僕も先日行ってきたのですが、楽しいのは勿論のこと、ブルースギターが好きなギタリストにはとても内容の濃い演奏で目が離せませんでした。このバンドではMASATOさんの相方ギタリスト稲垣ガッキー裕太さんのギタープレイもしびれます。10/17(火)の小岩Back in timeで次のライブが予定されているのでブルース好きの方はぜひ足を運んでください!

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指先ノハク

Posted: 2017年7月29日 カテゴリー: その他
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「指先ノハク」という不思議な名前のバンドの2nd Mini Album。いいぞ、これ。

先日、来店したギタリストさんの試奏の音を聴いていて「一味違うな」と思ったのでいろいろお話したところ「指先ノハク」というバンドのギタリスト、木村さんでした。上の画像はいただいたミニアルバム。木村さんありがとう。

早速聴いたところ・・・コイツぁスゲェ。「ガールズバンドなんです」と聞いていて、勝手に僕のイメージするガールズバンド(僕の年代だとプリプ〇とか〇HO-YAとかすぐ思い浮かべてしまいます)を想像していたんですが、激しく予想を裏切られました。なにしろ演奏が骨太ロック。楽曲も凝っているというか、ある意味プログレのようにセオリーを裏切る流れがあって一筋縄ではいかない。でもメロディは耳に馴染むという。YouTubeに結構映像がでているので見てみそ。

ウェブサイトもあるので見てみそ。↓

http://yubisaki-nohaku.com/

 

 

 

ドラマーさん愛用のリズムボックスの修理・改造。

今回のネタはドラマーさんからの依頼品、上画像のリズムボックスの修理・改造。もともとは青矢印のところにあるミニステレオジャックでヘッドホンにつなぐ仕様だったのですがこのミニジャック部の故障で音が出なくなったのと、できればしっかりした標準サイズのジャックにしたいとのことで、以下説明のように電池スペースを利用してSwitchcraftのジャックを設置。

元々は電源ジャックの右横にミニジャックを取り付ける仕様。ジャックを取り付けると内部のスイッチが切り替わって内蔵スピーカーがオフになる仕組みでした。手前の小さなパーツがもともとのジャック。樹脂部分に亀裂が入っていて内部のスイッチを切り替える役目も兼ねた端子がちゃんと可動しないのが音が出ない原因でした。小さなパーツで割れやすい樹脂部分が破損しやすいのである程度古いもので起こりやすい故障だといえると思います。

画像上は元々のミニジャック。プラグを差し込むと赤矢印の端子が動いて、黄色矢印の内部スイッチが切り替わる仕組み。この内部スイッチは修理後はヘッドホン使用側にしてありますが、必要であれば細いドライバーや爪楊枝などを突っ込んで切り替えることもできます。やろうと思えばちゃんとしたスイッチを増設もできますが、今回はなし。

標準プラグを差し込んだところ。電池の蓋を開けると電池スペースにSwichcraftのステレオジャックが見えます。電池を使用する場合は電池スナップを外に出して電池を取り付ける形を取ります。このために電池スナップは新しくケーブルが長いものに交換。電池を使わないときはスナップを電池スペースに収納して蓋をすればすっきりします。

ミニジャックに比べてかなりしっかりしたジャックになったので、元々のプラスチックの躯体にジャックをそのまま取り付けると抜き差しの際に係る力も強くなるのでプラスチック部分が割れる等、負荷に耐えられない可能性があります。なので木材で補強。赤矢印に見えるのが補強で取り付けたマホガニー材。

実は本機は結構古い機種でとっくに生産完了しているのと、今回の修理・改造の費用より安く中古品が手に入るものです。しかし、依頼主さんは気に入っているのと、ジャックをしっかりした標準ジャックにしたいという明確な希望もあったので修理させていただきました。写真でもわかる通り、かなり使い込んでいます。ギター、ベースもそうですが、購入した時の値段、あるいは同機種中古価格よりも修理費用が大きくなる場合がありますが、今回のように思い入れのある品なら、そういったことは関係なく必要に応じて修理したりカスタマイズを加えて長く使ってゆくのはかっこいいですね。

低価格かつその音で人気のコーラス、Arion Chorus SCH-Zのモディファイ。

ちょっと前の話ですが、上写真のArion Chorus SCH-Zのモディファイの依頼を承りました。私自身はギターの回路はわかりますし、エフェクターなども自分でいじることもあるのですが、エフェクターやアンプなど音響機材の電気回路についての深いところは(もっとちゃんとしたその道ウン十年の)技術者さんに依頼しています。場合によってはお客様から買取ったエフェクターやアンプなどの修理・改造・メンテのアドバイスをいただくことも・・・今回もそうだったのですが予想の上を行く完成度で品物が帰ってきて驚くことが多いです。「その道ウン十年」パワーです。

話を戻して、上写真は完成した状態でお客様に返却時に撮影させてもらったもの。残念ながら動画はとっていないのですが、よくある方向のモディファイながら、いい感じに音も化けてくれたのでモディファイした背景と事後の印象を記しておこうと思います。

まず、主なご依頼の内容は以下の通り。

①トゥルーバイパス化

➁Chorus/Vibrate化

➁スイッチの変更

③Onにした時の音量差の解消

要は「そのまんま市販されているモディファイ品と同じようにしたいけど、モディファイ品を買い足すコストよりも安く改造できるならやってくれ!」という話です。そして前述の技術者にモディファイしてもらって帰ってきたのが下写真。

電気部分の改造は完了。これでお客様にお見せしたところ・・・「音はいいけど見た目はイマイチ」みたいな?

勿論①~③は満たしていますが、音自体も元々のものよりもハイファイでより透き通った感じに変化。SCH-Zはもともと人気機種ですが個人的にはあまり好みの音ではなかったのですが、モディファイ後は自分でも使いたい音に化けていて驚きました。早速お客様に連絡してきていただき試していただいたのですがお客様も「前より音自体がイイ!」という感想でした。

ただ、一つ不満も。それが・・・

④安っぽいノブもちょっとイイ感じのやつに交換

「せっかく改造したので見た目もキメタイ。ノブをかっちょいーのに!」というご要望が追加されました。お店にサンプルのノブがあるのでいくつか試しに取りつけていただいて選んだのが最初の写真のクリーム色のノブ。いかにも「モディファイしたんだぜ!」といったちょっと高級な雰囲気になりました。そういえばブティック系のエフェクターやモディファイ物なんかはこのタイプのノブが多いです。ノブもポイントなんですね~。

今回はArion chorusでしたが、他の機材でも何かあれば是非ご相談を!

この動画のギタリスト、ここ数年で一番気に入ってるGuthrie Govan。このブログでもこの人がルーパーで演奏しているDonna Leeを私の練習課題しているという話を載せたことがありました。まだ練習継続中でお店のデモ動画に時々顔を出すこともありますが、本人のようには全く弾けません・・・。

そんなGuthrieの来日公演があるとの話をお店のお客様から伺い、先日Cotton Clubでの公演に突撃。来ている人はいかにもギター好きな野郎ばかり。プロの方も見かけました。やはりGuthrie、マニアからの注目度はかなりの高さとミタ。

曲はGuthrieのソロアルバムErotic Cakesからが中心。Youtubeでその超絶ぶりを何度も見ていたのですが、やはり生で見ると迫力が違いました。音の扱いは繊細さと大胆さが完璧にコントロールされていて、早いフレーズもしっかり歌っていますし、とても耳に馴染む演奏。どんなに音数が多いフレーズでも一音一音がしっかりと出ていて全体がぶれない。テクニカルなギタリストは山ほどいますが、頭の中の音と演奏がしっかりリンクしてると感じる人は非常に少ないと思います。ギタリストはどうしても手癖に走ってしまいがちで悪く言えば「単に手が動いて音が出ている」「(パズルのように)コードに合う音を落としていっている」という感じがままあると思いますが、Guthrieは「頭で鳴っている音をリアルタイムで再現している」という当たり前だけど実はとても難しいことが高次元でできる稀有なギタリストだなぁという事を再確認。もちろんアルバムの曲自体、多くの速弾きギタリストのアルバムとは一線を画す完成度の高さもあるとは思います。

今回のバンドメンバーも印象的でした。ドラム川口千里さん、ベースMohini Deyという20歳前後のねーちゃんリズム隊(と言ってもソロがすごかった)に安定の大御所・鍵盤に石黒彰さんという布陣。リズムの二人、音楽ファンの間では子供のころから有名で知っている方も多いと思いますが、真面目にすごかったです。若さもあるのか二人ともどっかんどっかん前に出てくる演奏が圧倒的でした。各メンバーが対等にスペースを共有して自己主張もしつつ、全体のバランスを取るのは複雑な楽曲が多いセットリストでは難しく、テクニカルなパートがうっとうしくなりがちだと思いますが、4人は臨機応変に演奏しながらも音楽としてのバランスが維持されていて、同じメンバーでアルバム作ってほしいなと思いました。映像作品も面白そう。

今回のライブではないですが川口千里さんの演奏⇓

こちらMohini Dey。インドの人だそうです。スゲェ。⇓

二人ともスゴイですよね~。

石黒さんの演奏もCoolでした。むしろこの人の鍵盤があってうまくまとまっていたと思いました。かなりの技術巧者3人、がっつり前にも出てくるリズム隊(という言葉がもはや合わない気もします)の土台も支えGuthrieの複雑な楽曲の色合いをしっかり出し自身のソロパートも味のあるフレージングで楽しませてくれました。

ずっと映像とCDだけで見てきたGuthrie、やっぱりすごかったです。またの来日を期待。

以前もこのブログで紹介させてもらったボサノバアーティストのナナマリさんのニューアルバム「Sketchbook」がもうすぐ完成&発売!既に地元八ヶ岳山麓でのコンサート、アルバム発売記念のツアーも決まっています。早速今週末に茅野市内でもライブがあるそうなので茅野市とその周辺にお住まいの方、ぜひ足を運んでみてください。詳しくはナナマリさんのウェブサイトをどうぞ!

nanamari.com

 

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ヘビゲのブログを見ている人はおそらく、ことあるごとに「へる!」とか「です!」とか口にしてしまう重金属男、ついつい上がり切らないチョーキングで憂鬱な心を表現してしまうブルース野郎、とにかくギターが好きな趣味人等々ばかりだと思います(僕自身がそうなのです・・・)。ナナマリの音楽はそうした我々の疲れた心・偏った心をやさしくふんわりといやしてくれますヨ。オススメ!!

ライブ予定は上画像の通り。7月一週目の週末に八ヶ岳でリフレッシュして、仕上げに清里でナナマリのコンサートなんていいですね~。今回は名古屋、京都、大阪などでもナナマリが見れる!お近くにお住まいの方ぜひ足を運んでください!

ナナマリをご存知ない方、名曲「雨粒」をどうぞ!⇓

国産アコギの老舗K.Yairi。

国産アコギの老舗K.Yairi。

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先週末はお店をお休みして、岐阜県可児市にあるアコギメーカー、「K.Yairi」の工場見学に行ってきました。

K.Yairi、「手工品」というコダワリを貫いているメーカーで工場にはコンピューター制御の大型機器などは一切なく、職人さんたちが自分たちの磨き抜かれた感覚を駆使して手作業で生産しています。僕は学生のころから20年来K.Yairiのギターを愛用していて愛着もあり、いつか見学したいと思っていました。場所は岐阜県可児市。「日本ライン今渡」という駅から歩いて10分くらい。

雲が多いですが、春らしい陽気で気持ち良い道のり。桜も咲いてます。

春らしい陽気で気持ち良い道のり。桜も咲いてます。

30分くらい早く着いたのでまずはショールーム内を物色。

ショールーム。カタログに載っている機種はほとんどあるようです。勿論試奏OK!

ショールームの一角。カタログに載っている機種はほとんどあるようです。勿論試奏OK!

正統派のブランドですが、こんなお茶目なギターもありました。猫ですね。

正統派のブランドですが、こんなお茶目なギターもありました。猫ですね。

しばらくギターを物色させてもらっていると他の見学者も集まってきました。予定時刻にスタッフさんが来て工場見学開始。

最初に案内されたのはステージがあって、演奏もできるようになっているホール。プロの方に演奏してもらうこともあるんだとか。普段は従業員さんの休憩場所。

最初に案内されたのはステージがあって、演奏もできるようになっているホール。プロの方に演奏してもらうこともあるんだとか。普段は従業員さんの休憩場所。

ホールの壁には歴代のK.Yairiが展示されています。かなり古いものもあって・・・

ホールの壁には歴代のK.Yairiが展示されています。かなり古いものもあって・・・

なんと戦前のギターがありました。

なんと戦前のギターもありました。恐れ多くて触れねー。

 

歴代の工具も飾られていました。

歴代の工具も飾られていました。職人集団なんですね。

こちらは修理・メンテナンスセクション。K.Yairiは基本的に永久保証で面倒見てくれます。

こちらは修理・メンテナンスセクション。K.Yairiは基本的に永久保証で面倒見てくれます。左手前のケース群は全国から送られてきたメンテ依頼品。奥の4人はオーダーメイドの相談かな?

工場内はそこここに職人さんの作業スペースが。工具類が綺麗に整理されています。

工場内はそこここに職人さんの作業スペースが。工具類が綺麗に整理されています。

バインディングをボディに巻いていました。

バインディングをボディに巻いていました。

ネックのジョイント部分の微調整。ノミで削ってはボディにはめ込んで確認という作業を繰り返していました。

ネックのジョイント部分の微調整。ノミで削ってはボディにはめ込んで確認という作業を繰り返していました。

こちらはネックのシェイプを削り出しているところ。職人技です。

こちらはネックのシェイプを削り出しているところ。職人技です。

同じくネックの握りの成形。カンナや小刀などで手早く削っていますが、こんな風にできるようになるまでどれくらいの経験を積んだのでしょうか・・・。

同じくネックの握りの成形。カンナや小刀などで手早く削っていますが、こんな風にできるようになるまでどれくらいの経験を積んだのでしょうか・・・。

こちらはフレットを打ち込んでいます。指板のRに合わせてフレットの曲がり具合を微調整してから手早く打ち込んでいきます。

こちらはフレットを打ち込んでいます。指板のRに合わせてフレットの曲がり具合を微調整してから手早く打ち込んでいきます。

こちらはギターに音楽を「聴かせる」部屋。中ではクラシックを鳴らしています。これでギターを振動させてエイジングを加えるというわけですね。ナルホド。

こちらはギターに音楽を「聴かせる」部屋。中ではクラシックを鳴らしています。これでギターを振動させてエイジングを加えるというわけですね。面白いですね。

ここまでの写真の他にも幾つかの行程や木材の保管庫なども見学させてもらいました。ネックの加工などは大きな工場ではNCルーターでガーッと数本まとめてやっちゃうところだと思いますが、丹念に手作業で形を整えていたのが印象的でした。

実は業界の方から「K.Yairiは接着剤は白ボンド」という話を聞いていました。でも実際はニカワやタイトボンドなど目的、場所によって使い分けていました。そういえば他の方(この方も業界人)から「Takamineは接着剤はエポキシ」という話を聞いていて結構信じてたんですが、昨年工場見学に行って来たらニカワをはじめ色々な接着剤を使い分けていました。例え業界内の方であっても聞いた話をうのみにし過ぎない方が良いなと改めて反省。やっぱり音を大事に考えると「ニカワをうまく使う」というのはポイントなんですね。

K.Yairiの工場見学はだれでも予約すれば参加できます。この日も僕以外に数人が参加。お子さん連れのご夫婦もいました。スタッフさんがわかりやすく説明してくれるので、専門知識なくても楽しめるかと思います。興味ある方は是非。

見学終了後、工場のスタッフさんのミニライブでシメ。おもてなしまで手作り!

見学終了後、工場のスタッフさんのミニライブでシメ。おもてなしまで手作り!

オイラの愛機、K.Yairi YD62E 1993年製。20年来の付き合い。

オイラの愛機、K.Yairi YD62E 1993年製。20年来の付き合い。

 

 

 

 

 

楽器工房Dulci Craftをよろしく!

楽器工房Dulci Craftをよろしく!

ヨーロッパの民族楽器を得意としている楽器工房さんDulciCraftさんをご紹介します。

扱っている楽器たち。

扱っている楽器たち。

上の写真、何気なくストラトも置いてありますが、その他はちょっと見慣れない弦楽器たちですね。一通り教えていただいたのですが、覚えきれません(笑)。

こんなのも扱います!

こんなのも扱います!

得意としているのはハンマー・ダルシマー、ニッケルハルパ、アイリッシュ・ブズーキなどなど・・・日本では他に扱っている店・人がまったく見当たらない民族楽器を得意とされています。ギターを扱っている店は星の数ほどあって、修理もメンテも困らないと思いますが、こういったマニアックな楽器はそうはいかず、困ってる方もおられるのでは・・・そういった方おられましたら是非こちらのDulci Craftさんにアプローチ!オーナーの井口敦さんご自身もこういった楽器のプレイヤーで音楽活動もされているので、気軽に相談に乗っていただけると思います!

DulciCraft URLはこちら⇓

https://rainbowsoko.com/topics/dulcicraft/

 

最近、「ネットオークションで中古ギターを落としたんだけど、状態が悪いみたいなので見てほしい」という案件が続きました。

オークションだと「ノークレーム、ノーリターン」という条件を課していることが多く、届いたものが商品の紹介とかなり違っていたり、ギターの状態について重要なことが紹介内容に含まれていなくて、手にしてから問題があることがわかったりしても、出品者はそれの改善を保証しておらず、結局落札者が自己負担で解決しなければならないことがあります。場合によっては新品を買うよりもお金がかかるなんてことも。

個人の出品者や楽器以外にも幅広く扱っているリサイクル業者などは「中古ギターの品質見極めのポイント」について知らないこともありそうです。なので、たとえ出品者に悪意がなくても出品説明の内容には疑いを持った方が良いのではないかと思います。

最近オークションで落としたという中古ギターでネックに亀裂があるものが持ち込まれたのですが、聞けば、そのギターの出品説明にはそのことは明記されていなかったそうです。「亀裂」と言えば簡単に治るイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、実際は「ネック折れ」であって、修理コストもかなりかかるものです。また、細かく見て行くと気になる点が他に多々あって、それらもことごとく出品説明にはなく、結果的に落札者の手元に届いたギターはかなりのコストをかけてメンテナンスしなければならないもので、オークションで落札した額+リペア・メンテ費用はかなりの額になってしまいました。仮にこのギターを当店で買い取るとしたら・・・正直なところほとんど値がつけられません。

中古店を探し回っても見つからなかった超レアな品や実店舗よりも安い値段の品が見つかることがあるなどネットオークションにも魅力があると思います。ただ「安いものにはそれなりの理由がある」という事も多いですし、先の事例のように、実際の価値をはるかに超えた出費となってしまうリスクも潜んでいるので注意は必要ですね。

他にも幾つかのリスクがあります。オークションをやっている人は百も承知だと思いますが、あえて紹介すると・・・

●お金を振り込んだのに、品物が届かない。出品者と連絡がつかなくなった。

これはよく聞かれる話。ウチのお客様でも被害にあわれた方が居ます。

●落札した商品と全く同じ商品が他業者(正規業者)がもっと安い値段で出品していた。

以前、当店の商品の画像や説明文などを勝手に流用して、さも自分が所有しているように見せ、より高い値段でオークションで出品されていたことがあります。この時はそのオークションサイトに通報し、その出品者は削除されました(多くのオークションサイトでは個人出品者によるこういった行為を違反としています)。もちろん当店のサイトでもその旨ご案内しました。調べてみるとこういう出品者も結構いるようなので興味のある出品があったら、その出品者が他にどんなものを出品しているか、個人か業者か、出品しているジャンルが広すぎないか、一つ一つの説明がやけに詳しかったり、画像の質が品ごとにバラバラだったしないかなどに注意。出品者評価などは自作自演もできるので鵜呑みは禁物です。

注意しましょう。

フレットレスベースがほしい。

Posted: 2015年9月26日 カテゴリー: その他
今月入荷したベース、6本。

今月入荷したベース、6本。

Heavy Gauge Guitarsでのベースの扱いはギター10に対して1~2くらいなんですが、今月はベースの入荷が多いです。ウェブサイトにも出品済みのアメスタのジャズベ、SGベース、YAMAHAの超軽量ベースの他、ネットには出品していないエピフォンのサンダーバード、後日メンテして出品するYAMAHAの格安5弦ベースとACTER(昔Vestaxがベースを扱っていた時のブランド、激レア)のフレットレス。ベースが増えてうれしい限りです。お持ちくださったお客様、ありがとうございました!

フレットレスベースは個人的に一本ほしい楽器です。お店を始めてからベースを弾く機会が増えてきていますが、ちゃんとベースの基本とか、バンドの中でベースも経験したというわけではなく、僕が弾いているデモ動画なんかは正直なところ「なんか違う」と感じていて、時々練習しています。練習してみるとベースの面白さも実感できて結構楽しんではいるのですが、フレットがあるとどうもギター初心者的な発想で「フレットを目で追いかけて」弾き倒してしまうところがあって、もっと耳に集中した練習がしたいところ。フレットレスはそれに向いているし、ベースだけで無くて音感の面でギターの技術向上にもつながるような・・・。適当なジャズベでも改造して一本作ってみっか。