先日レストアに取り掛かったYAMAHA SG1500のフレット擦り合わせと指板のクリーニング・コンディショニング、塗装部のクリーニングまで完了しました。クリーニング前はこの時代のYAMAHAギターでよく見られる塗膜の白濁はないと思っていましたが、クリーニングを済ませてみると汚れの下に隠れていた白濁が現れてしまいました。真っ白になっているような重症ではなくボディトップ側などは上の写真の通り、少し白っぽい程度ではありますが、ボディバックやヘッド表側にもよく見ると白っぽくなっている部分があるので中古品として出品する際の価格を想定より下げることになりそう・・・。しゃーない。でも汚れを取って元の状態よりだいぶ綺麗になりました。傷や打痕もありますが中古80’sYAMAHA SGとしては普通に見られるくらいの損傷程度なのでまあまあの状態でしょうか。

フレットは一か所だけ浮きが出ていた部分の修正と全体の擦り合わせを行いました。元々の状態は前回の記事の写真の通り、ローポジション側のフレットの表面に凹みが少しできている程度だったのですがそうした凹みなどはすべて解消。指板の清掃とコンディショニングも行い綺麗になりました。
本日はここまで。この後は半端な状態のボディのシールド(導電塗料を塗った部分)の再処理とコントロールとトグルスイッチのキャビティのパネルの制作、金属部品やプラパーツのクリーニング、配線・組み込みといった流れです。他に同時進行の依頼なども複数あるので、時間が出来たときにちょこちょこ進める感じでまだまだ先は長い。
[…] YAMAHA SG1500 レストア After①フレット擦り合わせ&塗装部のクリーニング 2017年9月18日 […]
[…] YAMAHA SG1500 レストア After①フレット擦り合わせ&塗装部のクリーニング 2017年9月18日 […]
[…] YAMAHA SG1500 レストア ②フレット擦り合わせ&塗装部のクリーニング 2017年9月18日 […]