ミニジャックを標準ジャックへ BOSS DB-66 修理・改造

Posted: 2017年7月19日 カテゴリー: その他

ドラマーさん愛用のリズムボックスの修理・改造。

今回のネタはドラマーさんからの依頼品、上画像のリズムボックスの修理・改造。もともとは青矢印のところにあるミニステレオジャックでヘッドホンにつなぐ仕様だったのですがこのミニジャック部の故障で音が出なくなったのと、できればしっかりした標準サイズのジャックにしたいとのことで、以下説明のように電池スペースを利用してSwitchcraftのジャックを設置。

元々は電源ジャックの右横にミニジャックを取り付ける仕様。ジャックを取り付けると内部のスイッチが切り替わって内蔵スピーカーがオフになる仕組みでした。手前の小さなパーツがもともとのジャック。樹脂部分に亀裂が入っていて内部のスイッチを切り替える役目も兼ねた端子がちゃんと可動しないのが音が出ない原因でした。小さなパーツで割れやすい樹脂部分が破損しやすいのである程度古いもので起こりやすい故障だといえると思います。

画像上は元々のミニジャック。プラグを差し込むと赤矢印の端子が動いて、黄色矢印の内部スイッチが切り替わる仕組み。この内部スイッチは修理後はヘッドホン使用側にしてありますが、必要であれば細いドライバーや爪楊枝などを突っ込んで切り替えることもできます。やろうと思えばちゃんとしたスイッチを増設もできますが、今回はなし。

標準プラグを差し込んだところ。電池の蓋を開けると電池スペースにSwichcraftのステレオジャックが見えます。電池を使用する場合は電池スナップを外に出して電池を取り付ける形を取ります。このために電池スナップは新しくケーブルが長いものに交換。電池を使わないときはスナップを電池スペースに収納して蓋をすればすっきりします。

ミニジャックに比べてかなりしっかりしたジャックになったので、元々のプラスチックの躯体にジャックをそのまま取り付けると抜き差しの際に係る力も強くなるのでプラスチック部分が割れる等、負荷に耐えられない可能性があります。なので木材で補強。赤矢印に見えるのが補強で取り付けたマホガニー材。

実は本機は結構古い機種でとっくに生産完了しているのと、今回の修理・改造の費用より安く中古品が手に入るものです。しかし、依頼主さんは気に入っているのと、ジャックをしっかりした標準ジャックにしたいという明確な希望もあったので修理させていただきました。写真でもわかる通り、かなり使い込んでいます。ギター、ベースもそうですが、購入した時の値段、あるいは同機種中古価格よりも修理費用が大きくなる場合がありますが、今回のように思い入れのある品なら、そういったことは関係なく必要に応じて修理したりカスタマイズを加えて長く使ってゆくのはかっこいいですね。

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