リバースヘッドストラトキャスター制作①

Posted: 2017年4月15日 カテゴリー: ギターショップでの一日
タグ:, , , ,

既製のネックとボディを元にストラトを制作開始。

ご依頼いただいているリバースヘッドストラトのコンポーネントを開始。まず木部の加工。ちゃんとした既製のパーツはFender規格に準じているものが多いですが都合が悪い部分も多少あったりするので、実測を元に微調整などが必要な場合が多いです。

今回はお客様がご自身で入手されたWarmothのネック(左利き用ではなくちゃんと最初からリバースヘッド用に作られたもの)と当店で手配した国産の3ピースアルダーボディを組み合わせ。上写真のトレモロはGotoh製の一般的な仕様のものです。

今回のネックは既に取り付けビスの穴が開いていました。既製パーツは穴が開いていないものが多く、穴位置を決めるのもシビアなので助かります。でも開けられた穴の位置があっている保証はないのでまずは仮組して問題ないことを確認。使用する予定のビスは通常より太いものなので最終的には穴を広げる必要がありますがそれは最後の組み込みのときに微調整の余地にもなるので今はまだ広げません。

ネックは問題なく取り付けできました(仮組)。位置もOK。この写真はネックを取り付けた上でセンターとスケールを合わせてブリッジの位置を決め、そのビス穴もあけ終えてブリッジを載せてみたところ。

乗っけてみたブリッジを真上から。6本のビス穴がずれてないか確認。ここのビス位置の精度もチューニングに影響します。

スプリングハンガーのビス穴開けをしてビスがナナメになっていないか確認。OKです。キャビティの中心がハンガーの中心になるとは限らないのでブリッジ位置を決めてから位置決めという流れ。今回はキャビティの中心から少しずれた位置がベスト位置でした。端のスプリングがザクリの端に触れると駄目なのでそれも確認。メーカー品のストラトでもビスがナナメになってハンガーも傾いていたりスプリングが触れているのを見かけますが、やはり出来るだけまっすぐがチューニングの安定性確保には理想です。

左側は今回搭載するロータリースイッチ。以前このブログでも紹介したモードスイッチ(「Rainbow Tone Stratocaster / ストラトのサウンドバリエーションを増やす改造」参照)を搭載させるために通常センターのトーンが取り付けられる位置にこいつを取り付けるのですが、写真右の一般的なPOTに比べて幅がありボディのキャビティの拡張が必要になりました。

ピックガードの下に隠れる範囲でキャビティを少しだけ広げて、ロータリースイッチが入ることを確認。緑のテープはピックガード位置の罫書きのために貼ったもの。写真には撮っていませんがネックとブリッジのセンター合わせなどの罫書きも同じようにやります。

ロータリースイッチが余裕で収まる位の拡張が出来ました。勿論、ちゃんとピックガードの下に隠れます。

実際の作業風景の写真は撮っていないのですが、ザクリは電動工具と治具を使用して開けます。ちょうど良い治具はなかったので今回は治具も作りました。

今日はここまで。このあとはボディの木地調整→塗装という流れです。まだだいぶ先ですが完成が楽しみです。

 

 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中