Fender Custom Shop 1969 Stratocaster ナット交換

Posted: 2016年11月4日 カテゴリー: ギターショップでの一日
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本日はCustom Shop 69年タイプストラトのナット交換。

本日はCustom Shop 69年タイプストラトのナット交換。

1997年製のFender Custom Shop 1969 Stratocatserです。ナットの交換で昨日お預かりして今日交換を行いました。ナット交換は次のような手順です。

①(弦が張ってあれば)ネック調整、弦高調整を行ってから古い弦を外す。

➁古いナットを慎重に外し、ナット溝内の接着剤を取り除く。

③新しいナットを削り出す。

④ナットを取り付け、弦間を合わせて弦が乗る部分の細い溝を掘る。

⑤弦を張って、④の溝に載せた弦の位置を確認、必要に応じ位置修正、必要に応じてネック調整。

⑥各弦の溝堀り。

⑦ナット上面の研磨仕上げ。

⑧弦高調整・オクターブ調整・トレモロ調整・PU高調整

⑨一日置いてネックの状態か確認。必要に応じて微調整。

という手順です。本日は①~⑧まで行いました。

ナットを取りはずした溝内には古い接着剤などが残っています。これらを取り除いて平滑に掃除しました。ナットは左側がオリジナル。右側がこれから削り出す牛骨の元材。指板のRではなく、ナット溝底のアールに合わせて加工するための罫書きをしてあります。

ナットを取りはずした溝内には古い接着剤などが残っています。これらを取り除いて平滑に掃除しました。ナットは左側がオリジナル。右側がこれから削り出す牛骨の元材(牛骨の無垢材)。ナット溝底のアールに合わせて加工するための罫書きをしてあります。

 

指板のRは7.5inchですが、1弦側はもう少しキツくなっています(写真赤矢印の部分の隙間がわかるでしょうか)。ナット上面はだいたい指板にならったRにします。一方、ナット溝底のRは9.5inchでした。

指板のRは7.5inchですが、1弦側はもう少しキツくなっています(写真赤矢印の部分の隙間がわかるでしょうか)が、今回のお客様は弦高に余裕あるので問題なし。ナット上面はだいたい指板にならったRにしますが、ナット溝底のRは9.5inch。必ずしも指板と同じではないのでいつも確認します。

途中過程をすっ飛ばして、新しいナットを取り付けて溝切まで終わったところ。

新しいナットを取り付けて溝切・仕上げまで終わったところ。写真が暗くてわかりにくいですが、ナット上面はピカピカに仕上げています。

本日の仕上げにトレモロの調整。今回アはフローティングなので、アーミング後のチューニングの状態をポリフォニックチューナーを用いて確認しているところ。概ね良し。

本日の仕上げにトレモロの調整。今回はフローティングなので、アーミング後のチューニングの状態をポリフォニックチューナーを用いて確認しているところ。概ね良し。ポリフォニックチューナー、便利です。

今回のお客様はナット側の弦高は高め(ナット溝浅目)にしたいとのオーダーです。お預かりした時点では1~3弦は溝幅が広がっていて、3,4弦が低すぎ(溝深すぎ)、6弦のみ問題ない状態でしたがそれよりも高い方がお好みとのことで、少し高めに溝を切りました。

一晩おいてからネックの状態を再確認、微調整を行いサウンドチェック。生音では比較的ドンシャリ傾向の個体だと思いました。アンプから音出す際は普段はEQフラット(すべてセンターかすべてフル)にしているのですが、今回はMidを上げて他は下げ目のセッティングで試してみました。⇓

歪はプレキシ系のオーバードライブを使いましたが、ダーティな雰囲気のファズなんかで遊ぶと楽しいかも。

 

 

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