5月, 2016 のアーカイブ

渋い!Dickey Betts Red Top Les Paul!!

渋い!Dickey Betts Red Top Les Paul!!

「リアPUの低音が出ない」という症状でお預かりしていたGibson Custom Shop Dickey Betts Les Paulです。限定生産の非常に珍しい機種で日本国内への入荷も少なくかったようです。この色といい、トグルスイッチの装飾といい、かなりカッコイイです。

トグルスイッチの装飾がイイ。ジャックプレートも同様の装飾がされています。また、コンターが!

トグルスイッチの装飾がイイ。ジャックプレートも同様の装飾がされています。また、コンターが!

・・・調べたところリアPUが断線していました。本日改めてGibson 57 Classic Plusに載せ替えました。

フレットもピカピカに磨きました。これでだいぶ弾き心地が変わります。

フレットもピカピカに磨きました。これでだいぶ弾き心地が変わります。

そしてサウンドチェック。

 

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今回フレットサイドの丸め加工をさせていただいたRS Guitar WorksのFB+TL+6120なギター。

フレットサイドの丸め加工をさせていただいたRS Guitar WorksのFB+TL+6120なギター。

上写真のRS Guitar Works製のギター、パッと見はファイアーバードですが、よく見てみると・・・ボディはアッシュです。この時点で既にGibson FireBirdにない仕様。ヘッドはリバースヘッドですが、角度はなく、形状もTL風。丁寧にもテンションピンはF社50年代風の円盤型。

コントロールはまんまTLタイプ。ブリッジもそうです。(でもさらに凝っていて5,6弦はアルミブリッジで、他はブラス・・・)。PUはTV Jones。これはグレッチを意識したのかな?と思ってみているとボディの色がナッシュビルやんけ!そういえばピックガードの色もそれ風・・・なんてこった。

コントロールはまんまTLタイプ。ブリッジもそうです。(でもさらに凝っていて5,6弦はアルミブリッジで、他はブラス・・・)。PUはTV Jones。これはグレッチを意識したのかな?と思ってみているとボディの色がナッシュビルやんけ!そういえばピックガードの色もそれ風・・・なんてこった。

ボディバック。ボルトオンのネック。Fender的です。

ボディバック。ボルトオンのネック。Fender的です。

非常にマニア心をくすぐる面白い仕様の一本です。このブランドやりますね!

さて、依頼はフレットサイドの丸め加工です。

左写真が加工前の状態。右は荒削りを済ませたところ。

左写真が加工前の状態。右は荒削りを済ませたところ。

そして仕上げ磨きまで済ませた状態。これでフィンガリングの時に引っかかりがかなり軽減、横移動がスムーズになります。

そして仕上げ磨きまで済ませた状態。これでフィンガリングの時に引っかかりがかなり軽減、横移動がスムーズになります。

フレットの丸め加工のついでにフレットの他の部分も綺麗に磨きました。やっぱりフレットが綺麗だと弾きやすくなります。指板の汚れを落として、オイルを塗り、持ち主様指定のアーニーボールの010~046を張って調整。先ほど試し弾きをさせてもらいました。

弦高は標準的よりも若干高めにセットしてあるのですが、とても弾きやすいです。ネックは太目の握り。これも僕の好み。GibsonのFireBirdは持った時の重量バランスが難しいギターですが、これはGibsonに比べるとバランスが良いです。

こういうギター楽しいですね!

 

指板清掃・フレット磨き・全体調整等でお預かりしたヒスコレ60レスポール。

ヒスコレ60レスポールのメンテナンスです。

オーバーホールでお預かりしたGibson Cunstom ShopのヒスコレLes Paul60年タイプです。作業内容は指板清掃・フレット磨き、サビてしまったビスの交換、割れてしまったジャックプレートの交換、そしてネック調整、弦高調整、オクターブ調整です。今日は指板の清掃とフレット磨きの様子をレポ。

お預かりした時の指板フレットの状態。フレットに青錆びが浮いています。指板もちょっと汚れ気味で油気が不足でカサカサでした。フレット上の摩擦が大きくて引っかかるのでとても弾きにくい状態でした。

お預かりした時の指板フレットの状態。フレットに青錆が浮いています。指板もちょっと汚れ気味。油気が不足してカサカサでした。フレット上の摩擦が大きくて引っかかるのでとても弾きにくい状態です。

まずは指板をマスキングしてフレット上の青錆びを落とします。軽症であればスチールウールで磨いて落としますが、今回はフレットの内部にまでサビが侵食していたのでまずは800番~1200番の耐水ペーパーを使って錆び落とし。その後でスチールウールで仕上げ研磨。プチ擦り合わせといったところです。写真はスチールウールでの研磨まで終えた状態。

まずは指板をマスキングしてフレット上の青錆を落とします。軽症であればスチールウールで磨いて落としますが、今回はフレットの内部にまでサビが侵食していてスチールウールだけだと難しい状態だったのでまずは800番~1200番の耐水ペーパーを使って錆を落としました(プチ擦り合わせといったところです)。その後でスチールウールで仕上げ研磨。写真はスチールウールでの研磨まで終えた状態。

スチールウールでの研磨の後でコンパウンドで磨きのつやを出します。ウチの場合は4種類のコンパウンドを用意していて、状態によって複数種類を段階的に使って仕上げます。今回は3種類使いました。

スチールウール研磨の次にコンパウンドでさらに磨きこみフレットのつやを出しました。ウチの場合は目の異なる4種類のコンパウンドを用意していて、状態によって複数を段階的に使って仕上げます。今回は3種類使いました。

フレットを綺麗にしてからマスキングをはがした状態。フレット縁の汚れはレモンオイルを含ませて落とします。

フレットをピカピカにしてからマスキングをはがした状態。フレット縁の汚れはレモンオイルを含ませて落とします。

指板の汚れを落とした後で専用のオイルを塗布、しばらくしてから磨き上げて完成。上の写真と比べかなり指板の色が変わっているのがわかると思います。

汚れを落とした後でさらにローズウッド専用のオイルを塗布、指板に油っ気を持たせます。しばらくしてから磨き上げた状態が写真。上の写真と比べかなり指板の色が変わっているのがわかると思います。

指板・フレットのメンテナンスの後、弦を張りました。錆びたビスや割れてしまったジャックプレートも交換。今回の依頼では弦はelixerの011~049でやや太め。レギュラーチューニングでネックがかなり順ゾりだったので数日かけてじっくりトラスロッドを調整。今日ネックも落ちついたので試奏してみました。

やっぱり指板が綺麗になってフレットもピカピカだとスムーズに弾けます。PUはBurst Bucker 1&2。

サウンドチェック⇓

 

以前もこのブログで紹介させてもらったボサノバアーティストのナナマリさんのニューアルバム「Sketchbook」がもうすぐ完成&発売!既に地元八ヶ岳山麓でのコンサート、アルバム発売記念のツアーも決まっています。早速今週末に茅野市内でもライブがあるそうなので茅野市とその周辺にお住まいの方、ぜひ足を運んでみてください。詳しくはナナマリさんのウェブサイトをどうぞ!

nanamari.com

 

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ヘビゲのブログを見ている人はおそらく、ことあるごとに「へる!」とか「です!」とか口にしてしまう重金属男、ついつい上がり切らないチョーキングで憂鬱な心を表現してしまうブルース野郎、とにかくギターが好きな趣味人等々ばかりだと思います(僕自身がそうなのです・・・)。ナナマリの音楽はそうした我々の疲れた心・偏った心をやさしくふんわりといやしてくれますヨ。オススメ!!

ライブ予定は上画像の通り。7月一週目の週末に八ヶ岳でリフレッシュして、仕上げに清里でナナマリのコンサートなんていいですね~。今回は名古屋、京都、大阪などでもナナマリが見れる!お近くにお住まいの方ぜひ足を運んでください!

ナナマリをご存知ない方、名曲「雨粒」をどうぞ!⇓

1962年製のGibson LG-2!

1962年製のGibson LG-2!

1週間ほど前からセットアップしていたGibsonの62年製LG-2.

フレット、指板の減り具合などからかなり弾き込まれたことが伺える一本です。ビンテージギターの場合はあえてフレットの減りがあってもそのままで出品することもあるのですが、今回は特定のポジションの減りが限界まできていて、音詰まりが出ていたためフレットとナットを新しいものに交換。それに合わせて指板の修正も行いました。普段は1,2日で終える作業ですが、何しろ50年以上前の貴重な楽器なので普段よりゆっくりと、一工程終えては少し間を置いて様子を観察するといった感じで作業しました。

フレット交換を行った直後の写真。勿論、この年代ですので指板はハカランダ。指板上の凸凹は弾きこんでできた摩耗。以前のオーナーさんがどういったプレイヤーだったか伺い知れます。

フレット交換を行った直後の写真。勿論、この年代ですので指板はハカランダ。指板上の凸凹は弾きこんでできた摩耗。以前のオーナーさんがどういったプレイヤーだったか伺い知れます。

指板の修正、フレット打ち込み、擦り合わせ、ナット取り付けなどを経て今日セットアップの行程がひとまず終了。あとは明日ネックの状態を確認して問題なければデビューさせます。

他にもGibsonのビンテージアコギがあと2本ありますが、これらも時間の余裕を見てセットアップしてこうと思います。自分よりも年上のギターを扱うのはキンチョーします。

5月連休中に飛び込みで修理に来られたお客様。症状は「スイッチがおかしい」というものでした。普通のストラトで5wayレバースイッチなんですが、なんでもギターをぶつけたらスイッチ切り替えのクリック感がなくなってどこの位置なのか全くわからなくなり、目視で位置を合わせても音が変わらなかったり、ちゃんと音が出なかったり・・・

実機を触らせてもらったところ、レバー部が曲がっていました。かなり激しくぶつけたようです。ピックガードを外して内部もチェックしたところ・・・「まじっすか!?」と思わず声に出そうになるくらい激しく変形していました。

これだ⇓

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左が壊れたもの。右が同じものの新品。緑と赤の矢印の端子が本来よりも奥側に曲がり込んでいます。緑については左側に激しく変形。青矢印の端子は本来とは逆に手前に出てきてしまっています。わーお。

裏側も見てみましょう。ちょうどいい感じのクリック感に調整するためのばねが吹っ飛んでいます。わーお。

裏側も見てみましょう。ちょうどいい感じのクリック感に調整するためのばねが吹っ飛んでいます。わーーお。

側面。右が新品の状態。激しく曲がっています。ぶつけただけでこんなに曲がってしまうなんて・・・

側面。右が新品の状態。激しく曲がっています。ぶつけただけでこんなに曲がってしまうなんて・・・

上の写真の通り、激しく変形・破損しており残念ながら再起不能でした・・・なので新しい同型のスイッチに交換させていただきました。

このスイッチ、別に弱いものではなく、むしろ高級機などに積極的使われている有名なCRLブランドのもの。実績のあるブランドなのはちょっと改造に凝ったことがある人はご存知でしょう。内部の激しい変形はたぶんギターをぶつけた際に外部に露出しているレバーに激しく負荷がかかり、内部でスイッチが大きく傾いて、キャビティの内壁にぶつかった・・・のかな?ちなみにピックガードのスイッチ取り付け穴は無事でした。

こんなこともあるんですねぇ・・・。

スイッチって意外と高い部品です。

今回取り換えたCRLは最近一気に¥1,000も値上がりして定価¥3,000(税抜)、Fenderのレギュラー製品によく見られるOAKは¥2,000、国産のDM-50は¥1,500。国産は端子の位置が違いますが、機能的には切り替えたときの手ごたえがちょっと違うくらいで機能も同じです。でもやっぱりCRLは人気があるようです。値段だけでなく信頼度も実績も高いんですね。

国産のDM-50。僕は結構好きです。普及機クラスの国産ギターいはDM-50よりもやすいYM-50というプラスチックのボックスタイプも良く使われています。

国産のDM-50。僕は結構好きです。普及機クラスの国産ギターいはDM-50よりもやすいYM-50というプラスチックのボックスタイプも良く使われています。

 

 

↑ Guthrie Govanが何かのセミナーで弾いているDonna Lee。数年前からのこの動画の演奏がお気に入りです。ジャズのスタンダードですが、この動画では「ルーパーで伴奏」⇒(以降ルーパーの伴奏バックに)「テーマ」⇒「ビバップ的(でいいのかな)な音使いのソロ」⇒「いかにもギターなカントリー的音使いのソロ」という流れで演奏、おそらく後半の二つのソロの部分はアドリブだと思われますが、とても印象的なメロディを弾いています。Guthrieはかなりの技術巧者ですが、「ギターならではのうたわせ方」を心得ていて、この曲のソロ部分でもおいしいフレーズを連発。Donna leeという曲はもともとテーマメロディがギターで弾くには難しいラインになっているので、この曲をGuthrieバージョンでコピーすれば中々の練習になりそう・・・と考え最近この曲のコピーに取り組んでいます。普段ロックばかりの僕にはかなり難しいものですが、Youtubeでこの曲のTabがアップされていてそれを参考にここ1か月ほど頑張ってきましたが・・・

コイツハムズイ。まずは伴奏。早速つまづきました。先のtabを参考に若干自分なりの運指に替えつつ形にはなってきました。でも、半音ずつコードが動くところや、最後のベースラインとコードがイイ感じのノリでからんでるところは手の動きが追い付かず(頭の中も追いついていない)、難儀しています。

そしてテーマ。前述の通り、ギターで弾くにはかなり大変なメロディ。クロマチックラインが多かったり、ストレッチ気味に左手を使う部分が多かったり、ロックやブルースでの典型的な指使いとは全く違う動きがあってかなり練習効果が!・・・まだ弾けないけどね。

テーマの次のソロはテーマの雰囲気を引き継いだ音使いで途中「ギターならではだなぁ」と思わせるピッキングフレーズも登場します。でもいざコピーしてみると・・・やっぱりムズカシイ。動画でGuthrieは簡単そうにさらりと弾いてますが、中々の強敵。取りあえず弾けるところだけはノリノリで弾いてみたりしてます。ムナシイ。

最後のカントリー風のパート。しっかりPUもチェンジしてるところも含めて笑っちゃうくらいに「ギターの演奏」になっている冒頭のチョーキングフレーズ、美味しいです。つづく速弾きパートはかなりの曲者。きっちり弾かれているのですんなりいきそうにも見えますが・・・最後の16分のフレーズ、僕としては未体験な指使い。クロマッチ多用で小節ごとに練習しているとなんだかわけのわからないフレーズですが、全体を把握して通して弾いてみると(もちろん超スローです)やっぱりメロディが意識された流れがあることに気づきます。馴染みのない指使いも実は合理的に動いているのもわかってきました。・・・弾けないけど。人差し指を一瞬で動かす部分がかなりの難関。じぇんじぇんできませんな。

まだまだ披露するにはかかりそうですが、いい感じの練習課題です。しばらくは取り組めそう。

前記事

何年も眠っていたアコギの調整

何年も眠っていたアコギの調整➁

前記事から続く、このギターの調整、オーナーさんからナットの調整とサドル交換のGOがいただけました(ありがとうございます!)。

早速本日、サドルを製作してナット溝も調整。

手前がオリジナルのサドル。奥が今回作り直したサドル。

手前がオリジナルのサドル。奥が今回作り直したサドル。

サドルはオイル漬けの牛骨を削り出して製作。写真の奥の方が今回作り直したもの。せっかくですので、サドルの上部は単にストレートにするのではなく、弦毎のオクターブをより正確にするために、弦の乗る位置を調整した形状に。高級機ではよく見られる仕様です。また、前回までの状態だと、全体的に弦高は低めで特に3,4,5弦は摩耗のためかかなり低く、強くはじいた際の弦のビビりがちょっと気になりました。今回それを踏まえて全体的に弦高を0.2mm~0.5mm(各弦毎に設定)上げるような形状に作っています。

オリジナルは背が低く、特に3,4,5弦の弦高が低すぎたので作り直したもの(写真の奥側)ではその改善のために各弦毎に狙った高さに加工しました。

オリジナルは背が低く、特に3,4,5弦の弦高が低すぎたので作り直したもの(写真の奥側)ではその改善のために各弦毎に狙った高さに加工しました。

上の写真のように、新しいサドルの方が高さがあります。最終的に弦高は1弦12フレット2.0mm、6弦2.5mmを狙いましたが、通常のように1弦から6弦まで徐々に高くするのではなく、3,4,5弦の磨耗が早いことを予想して3,4,5弦は違和感を感じない程度にほんの少し高めにしました。

溝修正後のナット。

溝修正後のナット。

続いてナット溝の修正。前回までの状態での問題点としては、サドル溝が1フレットの高さに対して浅く、特に6弦は1フレットを強めに抑えると音程が少しシャープ気味になっていました。あと、1,2弦の溝の位置が1弦は2弦側に2弦は1弦側に寄り過ぎていて1,2弦の間が見るからに狭く、2弦のプリングで1弦に指が不必要に当たりやくなっていました。いずれも根性で弾き倒せる程度の不都合ではありましたが、今回はこの2点も修正。まず溝の深さを調整。特に1,2弦はローのフレットを摺合せで多めに削っているのでその分も含めて掘り下げ、そしてその掘り下げの際に溝の位置も横に少し移動(写真でも位置修正されているのがわかると思います)。問題の6弦も1フレットも大分掘り下げました。

完成後早速音出し確認。

低音弦をメタリカ風に(アコギですが・・・)ガシガシ弾いても大丈夫になりました!

しかしこのギター気持ち良い音がします。トラスロッドなしだからこそでしょうか。

よくある症状です。「フレットの両端が少しはみ出ていて引っかかる」「フレットバリ」というやつですね。低価格機などではあまり丁寧な仕上げはできないので(原価を安くあげるためには仕方ないのです)新品時から引っかかりがあるものも良く見られますが、中・上級機種でも乾いた季節に木材の乾燥が進んで指板がわずかに縮むことで顕在化することがあります。昨日はその改善でお預かりしたストラトの作業。まずは、フレットの端は前フレットまとめて少し削り落としました。

こんな感じ。これでとりあえずバリは取れました。

こんな感じ。これでとりあえずバリは取れました。

ここまででバリは取れたのですが。念のためフレットの端の尖った部分も落としました。まずは荒削り。

フレット端の尖った部分を落とします。高級機などでは新品時からこの加工がされているものもあります。

フレット端の尖った部分を落とします。高級機などでは新品時からこの加工がされているものもあります。

荒削りしたあとは「目の細かいヤスリ」⇒「コンパウンドで研磨」で完成。

完成して弦を張ったところ。

完成して弦を張ったところ。

弦を張って基本調整を行って音出し確認して完了。

今回動画はとっていないのですが、弾いていて気持ち良いストラトでした。PUはVanzandt(おそらくROCK×3)で、コンデンサにBumble Beeが・・・。こだわりの仕様でした。

 

昨日の続き。

昨日の続き。

昨日の続きです。(⇒昨日

本日は全体のクリーニング、ナットの取り付け(改めて作ったものではなくオリジナルのもの)、そして弦を張って音出し確認です。

写真は上記の作業を終えた状態。ボディのくすみが多かったですが、根性できれいにしました。見違えるほどピカピカになりました。

このギター、オーダー品とにことでペグはスタインバーガーのギアレスチューナーという変わった仕様。チューニング精度が高いことで知られるこのチューナー、アコギへの搭載は初めて見ました。オーナーさんはこのチューナーが壊れているんじゃないかと心配していましたが、とりあえず問題はなし。弦を通す穴の向きがバラバラになっていたのでナット方向に向くように向きを修正しただけで済みました。

アコギでは超珍しいギアレスチューナー。

アコギでは超珍しいギアレスチューナー。

指板は専用オイルで保湿処理。

指板は専用オイルで保湿処理。

もともとミディアムゲージが張られていたのですが、このギターにはトラスロッドがなく、弦を外した状態でも順ゾりでした。今回はフレット擦り合わせで順ゾりの軽減をしているので、用心してライトゲージを張りました。

さて、音出し確認をば。

音詰まりはほぼ解消しましたが、強めにピッキングすると巻弦側でビビりが出ます。3,4,5弦あたりの弦高が他の弦に比べるとかなり低いので、より完成度を上げるならサドルを作り直すのがイイかも。あとナットの溝も修正するともうちょっと弾きやすくできるかな。

とりあえず、依頼されていた「弾ける状態にする」は達成。あとはオーナーさんと相談。