2月, 2016 のアーカイブ

正月の八ヶ岳登山、最終日の1月3日。この日も快晴。赤岳天望荘から赤岳に登り、山頂神社で初詣。そこからは昨年と同じく、文三郎尾根から行者小屋、南沢コースを経て美濃戸口バス停へ下山という行程。

この前日までのレポートは

1月1日

1月2日

日の出の直前。この後の写真は綺麗に取れませんでした・・・。

日の出の直前。この後の写真は綺麗に取れませんでした・・・。

山小屋で朝食後、日の出まで少しの時間を写真撮影のために極寒の外へ。あたりが明るくなってから、日の出の少しあとまでは景色の変化や色合いがとても神秘的で、いつもシャッターを切っています。特に月が見えている時は同じ構図で何枚も撮ってしまいます。刻々と空の色と山肌の雪の色が変わってゆくのと、明るくなっても見える月が同じフレームに入ると時間が経つのを忘れます。もっともその神秘タイムは短く、極寒(風も強いので体感温度はマイナス30度近いのでは・・・)に耐えての撮影時間は15分くらいのものでした。

日が出る前、あたりが明るくなったところでこれから登る赤岳を撮影。この時間は神秘的。でも死ぬほど寒い。

日が出る前、あたりが明るくなったところでこれから登る赤岳を撮影。この時間は神秘的。でも死ぬほど寒い。この数分後に日の出。

日の出直後の赤岳。少し朱に染まった雪山も神秘的です。飛行機雲もグッドタイミング。

日の出直後に同じ構図。雪山で稜線泊まりの一番の楽しみがこの景色。

神秘タイムが終了、一旦山小屋に戻って出発の準備をする。雪山では防寒着を着込んだり紫外線対策、アイゼンの装着など出発準備に時間を喰う。この日もすぐに20分くらいは過ぎてしまった。でも赤岳天望荘から赤岳山頂まではゆっくり登っても一時間弱で、時間は余裕がある。他の登山者を見送ってからゆっくり出発。

出発直後、赤岳山頂方面を望む。さっきの神秘タイムと違ってすっかり明るい。例年に比べ風は緩めだけど、それでも平地の風に比べれば激しい。

出発直後、赤岳山頂方面を望む。さっきの神秘タイムと違ってすっかり明るい。例年に比べ風は緩めだけど、それでも平地の風に比べれば激しい。

風に飛ばされないようにバランスを確保しつつ標高を上げて行く。先行者が見える。

風に飛ばされないようにバランスを確保しつつ標高を上げて行く。ここはいつも烈風が吹き荒れていてもともと雪は付きにくいが、今年は例年よりかなり少ない。ある程度雪がついていた方がアイゼンの爪やピッケルが効いて登りやすいのだけど・・・。

先行者と月をフレームに入れて一枚。

先行者と月をフレームに入れて一枚。

DSCF1269

ここを超えると赤岳山頂神社。天望荘からここまで40分ほど。この写真の場所は大量の雪が降った直後は完全に雪に隠れることがある。岩が見えているのと雪に覆われているのでは写真の印象が随分違う。

 

雪が多いとこんな感じ。たしか10年くらい前に登った時の写真。

上の写真と同じ場所。雪が多いとこんな感じ。たしか10年くらい前。全然違うでしょ?

赤岳山頂2,899mからの眺め。天気が良ければ富士山も良く見える。

赤岳山頂2,899mからの眺め。天気が良ければ富士山もよく見える。

赤岳山頂から南アルプス方面を望む。

赤岳山頂から南アルプス方面を望む。

重なって見えるけど、二つの山がある。手前のピラミッド型の頂が中岳。その奥が阿弥陀岳。中岳の手前を右側に下山してゆく。

重なって見えるけど、二つの山がある。手前のピラミッド型の頂が中岳。その奥が阿弥陀岳。山の形は見る方向によってどんどん変わるから、歩いていて飽きないのかも。歩みを進めるにつれてこの二つの山もどんどん表情が変わる。中岳の手前を右側に下山してゆく。

山頂神社で参拝を済ませ、一服後に出発。ここからは昨年と同じ下山コース、文三郎尾根を下る。赤岳山頂まではカメラを首から下げて撮影しながら登ってきたけど、ここからは中岳方面と文三郎尾根の分岐まで緊張を強いられるコースなのでカメラはザックにしまって下山開始。雪のあるところはピッケルとアイゼンを効かせ、岩が丸出しの箇所は3点確保で下ってゆく。30分ほど下って分岐まで来たところでカメラを取り出す。

下ってきた岩場を振り返る。中央の岩塊の向こうが山頂。

下ってきた岩場を振り返る。中央の岩塊の向こうが山頂。岩塊の右側面が下山ルート。

分岐から斜面をトラバース気味に標高を下げて行く。左手を見ると青い空に中岳と阿弥陀岳が映えていたので一枚パシャリ。先ほどと違った形が面白い。

中央が中岳。右隣が阿弥陀岳。

中央が中岳。右隣が阿弥陀岳。中岳左側の雲がいい味出してる?

ついでに昨日歩いた硫黄岳から横岳周辺の稜線を拝む。

右側を振り返ると昨日歩いた硫黄岳から横岳周辺の稜線が見える。いつも同じ場所で写真を撮っていることにあとから気づく。

すぐに樹林帯に入る。そこから一気に下ると中岳沢経由で阿弥陀岳に至るコースとの分岐に出るとすぐに行者小屋。

すぐに樹林帯に入る。そこから一気に下ると中岳沢経由で阿弥陀岳に至るコースとの分岐に出る。すぐに行者小屋に到着。

中岳沢経由の阿弥陀岳コースは過去に重大な雪崩事故があったところ。積雪期は要注意のところです。八ヶ岳は山がコンパクトで一般的には雪崩のイメージが湧きにくいかもしれませんが、実は過去に重大雪崩事故は起こっています。今回のコース上では硫黄岳手前の赤岩の頭あたりでもあったようです。もともと「雪崩れなんか起きそうにない、来そうにない」と思われてたところのようですが、そういうところでも起こってしまうのが雪崩のこわいところ。何年か前に北アルプスの槍平小屋に幕営していた登山者が雪崩の犠牲になりました。この事故は大きなニュースにもなったので覚えている人もいると思いますが、じつはこの場所も「雪崩れは来ない」と思われていた場所でした。

僕は特に冬山については一人で来ることがほとんどで、周囲の人から「やめておけ」とよく言われます。そういった人にあえて説明はしないけど、一人で山に入る以上「遭難」については勉強していて、自分が入る山域で過去どんな事故があったか、あるいは典型的な遭難例、万一遭難した時の対処などは把握しています。それでも十分という事はなく、やっぱり常に注意しつつ歩きます。このブログにアップした山行レポートはだいたい計画通り歩いていますが、同じコースでも何度も途中撤退という事もありました。

昨年泊まった行者小屋到着。しばし休憩。

昨年泊まった行者小屋到着。樹林帯に入ると稜線での防寒装備では厚すぎるので、ここでアウターを脱ぐ。周りの人は着たままの人が圧倒的に多いけど、僕には暑過ぎる。

さて、赤岳山頂から1時間半ほどで昨年宿泊した行者小屋に到着。ここで装備の調整と休憩。普段はここでアイゼンは外してしまうけど、今年は雪が少なく、川や解けた雪が凍ってアイスバーンになっている箇所がたくさんありそうなので外さずに出発。

少しして稜線を振り返る。いい天気。

少しして稜線を振り返る。いい天気。

案の定、スケート場状態。ここでも先行者がコケていた。キケンだ。

案の定、スケート場状態。ここでも先行者がコケていた。キケンだ。

案の定登山道のあちこちがちがちに凍っていた。一層緊張しながら進む。ある程度下りてくると、雪が少なすぎてアイゼンがかえって邪魔になってきたので外す。でもその少し先にも上の写真のようなアイスバーンが現れる。コケないようによちよち進む。

もう全然雪がないところまできた。

もう全然雪がないところまできた。

北沢コースとの分岐に到着。

北沢コースとの分岐に到着。正面に見える山小屋の前で小休止。

 

雪のない山道を歩きながら時々山の方を振り返る。

雪のない山道を歩きながら時々山の方を振り返る。右奥に見えるのは阿弥陀岳。

ゴールの美濃戸口に到着。

ゴールの美濃戸口に到着。

合流点からは1時間ほどでゴールの美濃戸口バス停に到着。

駅へ向かうバスまでだいぶ時間があったので、入山時に気になった新しいお店「J&N」へ。ここ、お風呂に入れて、こじゃれた食事もできる(本格的なイタリアンです)。

入山時に気になったお店。お風呂も入れて食事もできる!

入山時に気になったお店。お風呂も入れて食事もできる!

登山口にはほかにもう一件お風呂と食事ができる山荘があって普段はそこを利用しているんだけど、今年は気になった新店で。まだオープンして2か月くらいらしい。お風呂は綺麗で食事も贅沢でイイ感じのお店でした。

この後、バス⇒JRで東京へ。Uターンラッシュで特急は座れないし、時間も余裕があったので各駅停車を乗り継いで帰りました。

今年も無事下山できた。山の神様ありがとう!

 

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今年の正月登山、2日目の1月2日です。この日も快晴。コースは赤岳鉱泉をスタートしてまず硫黄岳に登り、そこから八ヶ岳の中では一番の難所となる稜線上を横岳を超え赤岳手前の赤岳天望荘まで。距離はたいしたことはないけど、硫黄岳の手前からゴールの赤岳展望荘までは常に強風にもさらされる骨の折れるコース。

前日のレポートはこちら ⇒ 1月1日

正月登山2日目スタート!

正月登山2日目スタート!写真は赤岳鉱泉の受付前にある標識。これから硫黄岳に向かいます。

スタート時からアイゼンを装着。

スタート時からアイゼン(滑り止めの爪)を装着。

赤岳鉱泉周辺はアイゼンを付けるにはまだ雪が少ない状況でしたが、昨日のように雪が少なくても途中で凍結しているような箇所があることが予想されるのであえて装着。最初はアイゼンの刃が登山道上の岩や木の根にあたって歩きにくかったけど、すぐに慣れた。

赤岳鉱泉を出発して1時間くらいは樹林帯をジグザグに登ってゆく。

赤岳鉱泉を出発して1時間くらいは樹林帯をジグザグに登ってゆく。

最初歩きにくかったのが標高を上げるにつれて積雪も少し増えて歩きやすくなった。だけど、例年のような「雪山の樹林帯の静けさ」は感じない。ある程度雪がついているとその雪が周囲の音を吸収するので独特の静けさが味わえる。

・・・しばらく標高を稼いでゆくと樹林に切れ間が出てきた。

標高を上げてゆくと樹林の切れ間から稜線が見えるようになる。

標高を上げてゆくと樹林の切れ間から稜線が見えるようになる。このあたりで最初の小休止。

さらに歩みを進める。森林限界を超えると稜線はすぐそこ。

さらに歩みを進める。森林限界を超えると稜線はすぐそこ。

DSCF1072

強風に耐えながら最初の目的地、硫黄岳を目指して稜線を進む。

赤岳鉱泉から硫黄岳の山頂までは2時間から2時間半くらい。上の写真では穏やかな印象があるかもしれなけど、実は八ヶ岳連峰の中でも硫黄岳周辺は冬の風がかなり強い場所。この日も稜線(稜線:山頂と山頂を結ぶ線の事)に出たとたんに吹き曝しになる。休憩もままならないので、樹林帯を出る前に小休止をしておいた。上の写真の中央の岩場を抜けると硫黄岳の山頂に着く。

硫黄岳山頂、2760m。のっぺりした山頂は常に強風が吹いている。

硫黄岳山頂、2760m。のっぺりした山頂は常に強風が吹いている。

山頂の標識を背にこれから歩く稜線を一望。天気はいいけど風は強い。

山頂の標識を背にこれから歩く稜線を一望。赤矢印のところにある赤岳天望まで稜線を強風にさらされながら歩くのだ。

硫黄岳山頂を後にし、一旦下る。この日は好天だが雪が降っていると視界が悪くなるところなので、写真のようなケルンが道しるべになっている。

硫黄岳山頂を後にし、一旦下る。この日は好天だが雪が降っていると視界が悪くなるところなので、写真のようなケルンが道しるべになっている。

少し下ってから硫黄岳山頂を振り返る。点々とケルンが道を示している。

少し下ってから硫黄岳山頂を振り返る。点々とケルンが道を示している。

複数の山頂を一度の山行で踏破するスタイルの登山を「縦走」と呼ぶ。縦走の場合、先に踏んだ山頂から次の山頂へ向かう間は当然標高がいったん下がる。山頂と山頂の間の稜線上の凹んだ地形を「コル」「鞍部」と呼ぶのだが、こうした地形は山肌にあたった風が集まりやすいため一層強風になりやすい。この日も「硫黄岳」から次の山頂「横岳」の間を通過する間は強風。油断すると簡単にバラスを崩して転倒するので、アイゼンとピッケルでバランスを取りながらじわじわ進む。「登り」という事よりも「強風」に逆らうことで体力が消耗される。

コルの最低部を過ぎ再び登り返す。

コルの最低部を過ぎ再び登り返す。

風に逆らって進んでいる最中、清里方面に目を向けると・・・白い雲の中に黒い塊が!

風に逆らって進んでいる最中、清里方面に目を向けると・・・白い雲の中に黒い塊が!

風に逆らいながら進んでいるときはどうしても進行方向と足元に目がいきがちになる。しばらく気づかなかったのだが、ふと清里方面に目を向けると白い雲の中に黒い塊が見える。「インディペンデンスデイ?」と一人ボケつつ、実際に気になったのでペースを落として巨大宇宙船らしき黒塊を観察。写真では穏やかな天気に見えるけど実際はかなりの強風が吹いているので、雲の形はどんどん変化。しばらくすると周りの白い雲がほどけて中から侵略者の宇宙船が!!・・・と思ったらやっぱり雲でした。でも白い雲の中に真っ黒い雲の塊が入っていることなんてあるんですね。どういう現象なんだろう?知っている人いたら教えてください。

アヤシイ雲が敵の宇宙船でないことが分かったので再び標高を上げて行く。

アヤシイ雲が敵の宇宙船でないことが分かったので再び標高を上げて行く。

吹き曝しの稜線を上り詰めてゆくと写真のような岩塊にぶつかる。この岩塊の側面を進み、ハシゴを登ると・・・

吹き曝しの稜線を上り詰めてゆくと写真のような岩塊にぶつかる。この岩塊の側面を進み、ハシゴを登ると・・・

今回の山行の2つ目の山頂、横岳。標高2,829m。

今回の山行の2つ目の山頂、横岳。標高2,829m。この日の最高地点。

横岳山頂から残りの行程を一望する。

横岳山頂から残りの行程を一望する。ここから地蔵の頭までの間が今回の核心部で、八ヶ岳の一般ルートでは一番険しいところ。

横岳山頂も吹き曝しだったけど、前に休憩してから2時間近く休みなしで来てしまったので小休止。出発前にテルモスに作っておいた激甘ミルクティーを飲む。ここからしばらくは八ヶ岳で一番の難所になるので気を引き締めて出発。

険しいースなので撮影はほどほど。この写真の箇所は歩きやすい部分。険しいところと歩きやすいところが交互に現れる。

険しいースなので撮影はほどほど。この写真の箇所は歩きやすい部分。こんなちょとしたピークを登って下りをしばらく繰り返す。険しいところと歩きやすいところが交互に現れる。

常に稜線を歩くわけではなく、少し下った斜面をトラバースもする。ここは諏訪側につけられたトレース。風裏になるので比較的楽だけど、滑落すると一気に落ちてしまう地形なのでやっぱり注意は必要。

常に稜線を歩くわけではなく、少し下った斜面をトラバースもする。ここは諏訪側につけられたトレース。風裏になるので比較的楽だけど、滑落すると一気に落ちてしまう地形なのでやっぱり注意は必要。

トレースは諏訪側の斜面から清里側へ移る。しばらく進むと尾根沿いに下る道との分岐に出る。分岐を見送ってさらに稜線を進む。

トレースは諏訪側の斜面から清里側へ移る。しばらく進むと尾根沿いに下る道との分岐に出る。分岐を見送ってさらに稜線を進む。

この日一番の高度感のある岩場を振り返る。ハシゴと鎖をいくつもたどって下る個所。風が常に当たる場所で写真のように雪がついていない部分が多いけど、実はあちこちに雪は溜まっているし、凍結箇所も多い。登りの時はホイホイ進めるけど、下りは緊張する。

この日一番の高度感のある岩場を振り返る。ハシゴと鎖をいくつもたどって下る個所。風が常に当たる場所で写真のように雪がついていない部分が多いけど、実はあちこちに雪は溜まっているし、凍結箇所も多い。登りの時はホイホイ進めるけど、下りは緊張する。

難所を超え地蔵の頭に到着。昨年はここから稜線に出た。この日のゴール、赤岳天望荘はすぐそこ。

難所を超え地蔵の頭に到着。昨年はここから稜線に出た。この日のゴール、赤岳天望荘はすぐそこ。

ゴールの赤岳天望荘が見えた!

ゴールの赤岳天望荘が見えた!

難所を超えて一息で赤岳天望荘に到着。出発から5時間くらい。稜線に出てから時間がかかった。やっぱり風が強いとペースも落ちる。それでもまだ時間は早く、体力にも余裕があったので今日のうちに次の赤岳も登ってしまって昨年泊まった行者小屋まで下山するかしばし検討することに。取りあえず赤岳天望荘に入って休憩だ。ここの標高は2,600~2,700の間くらいだったと思う。こんな高いところにある山小屋が冬期に営業している。ありがたや。

中に入り、アイゼンを外してくつろぐと足から根が生えてきた。大して検討する時間もとらずに「やっぱ今日はここまでにしよっと♪」と決める。受付を済ませ、荷物を寝床へ持って行き、雪山用のアウターを脱ぐ。完全にくつろぎモードに突入。

赤岳天望荘で注文したラーメンとコーラ。八ヶ岳は冬でも営業している山小屋があってありがたい。

赤岳天望荘で注文したラーメンとコーラ。八ヶ岳は冬でも営業している山小屋があってありがたい。

この日はここまで。時間が早かったので昼食にラーメンとコーラを注文。極寒の中を歩いてきているので体にしみるうまさ。

翌日1月3日は昨年も登った赤岳に登り山頂神社で初詣。そして下山。

⇒ 1月3日

 

 

 

79年製ストラト、ストラト25周年記念モデル。

79年製ストラト、ストラト25周年記念モデル。

上の写真のストラトのオーバーホールを行いました。長期間弾かれておらず、PU以外の電気パーツはほぼ全滅、総入れ替え。

POTとスイッチ、キャパシタ、ジャックを新品に交換。キャビティにノイズ対策。

POTとスイッチ、キャパシタ、ジャックを新品に交換。キャビティにノイズ対策。

赤矢印のところにラグが打ってあり、そこからしっかりアースへも配線されていました。なんで?

赤矢印のところは元々ラグが打って合ったところ。そこからしっかりアースへも配線されていました。でもシールド処理はされていなかった。なんで?(上の写真はあとから導電塗料を塗って配線し直した状態。右写真のラグはそのまま流用してジャック内のラグはなしにしました。シールド処理するしないにかかわらず意味ないので。)

このギター、元々は導電塗料は塗られていなかったのですが、なぜかジャックのキャビティに1か所、コントロールのキャビティに1か所、ラグが取り付けられておりそれぞれアースにつないでありました。なんでこういう仕様になっていたのか、知っている方、ぜひ教えてください。

通常ジャックのキャビティ内には積極的には導電塗料を塗らないのですが(ジャックの接点が導電塗料に触れてショートしやすいから)、元々ラグがついていてそこからアースへも配線もされていたのできっとノイズ対策ありきだったのだと考え、あえて塗布。そしてショート対策でジャックの端子を絶縁体で保護。念には念を入れてジャックキャビティの内壁の端子に近いところも導電塗料の上から絶縁テープで保護。

配線を終えて、組立、弦を張ったところ、ネックとネックポケットがあっておらず、6弦側ハイポジションは指板外側に落ちてしまう状態だったので、ポケットにシムを仕込んで下の写真の状態まで調整。

シムを利用してネックの位置を調整。

シムを利用してネックの位置を調整。調整前は6弦がもっと外側に位置していました。

無事調整完了。早速サウンドチェックしてみました。

ドライブサウンド⇓

クリーンサウンド⇓

弾いている感触は一般的なアルダーボディのストラトとはちょっと違う感じでした。アッシュボディなのですがかなり重かったので計ってみたところ4.75kgもありました。

今年の初めに登った八ヶ岳、時間が空いたらレポートすると言って既に2か月近くが経過。溜まっていた作業がある程度メドついたので忘れないうちにレポートに着手。

初日1月1日。昨年と同じく、船橋駅から特急あずさに乗り込む。あずさは新宿始発が普通だが、朝に一本だけ千葉駅始発があってこいつを利用。

船橋から登山口の最寄駅の茅野まで乗り換えなしで助かるのだ。

船橋から登山口の最寄駅の茅野まで乗り換えなしで助かるのだ。

普段はまだ寝ている時間に電車に乗るので、あずさに乗ってすぐに仮眠。正月早々睡眠をむさぼっているオレ。

今年のコースは下の地図の通り。

今回は2泊3日の行程。初日の今日は赤岳鉱泉まで。

今回は2泊3日の行程。初日の今日は赤岳鉱泉まで。

3時間ほど仮眠しているうちに茅野に到着。バスに乗り換え登山口美濃戸口へ移動。40分ほどで到着。登山口付近は別荘地で標高1,500前後くらい。例年ではこのあたりも雪が積っているくらいの時期だけど、今年は雪がほとんどない。ここ10年くらい、ほぼ毎年正月は八ヶ岳に来ているけどこんなに雪がないのは初めて(下写真の通り)。バスの終点となる「美濃戸口」のバス停の周りに新しいお店が出来ていた。

登山口に新しいお店が出来ていた。帰りに寄ろっと。

登山口に新しいお店が出来ていた。帰りに寄ろっと。

いつも通り、のんびり準備をする。登山届を提出。同じバスで来た登山者たちを見送ってようやく出発。しばらくは林道歩き。

林道を歩きながら周囲を見渡す。ホントに雪がないゾ。

林道を歩きながら周囲を見渡す。ホントに雪がないゾ。

あんまりに雪がないので気持ちが悪い。いったいなんなのだ。上の写真、とても厳冬期の標高1,500mの森とは思えない。でも天気は最高によく、雪がなくても写真を撮ると中々の絵になっていて面白い。夏季のコースタイムとかわらない一時間程で北沢コースと南沢コースの分岐点に到着。このあたりも雪はまだまだ少ない。積った雪がすぐ解けて凍っている場所も多く気を使って歩く。傾斜があるので滑ると厄介なのだ。

バス停から1時間ほどで北沢コースと南沢コースの分岐となる美濃戸に到着。

バス停から1時間ほどで北沢コースと南沢コースの分岐となる美濃戸に到着。写真では雪がしっかりついているように見えるけど、実はいアイスバーンに近くて、歩く場所に気を付けないとキケンだ。

この日は上の写真の標識を左側に進む北沢コースをたどり赤岳鉱泉という山小屋へ向かう。ここから2時間くらい。右側の南沢コースは昨年登った道。今年は下山に使う。

分岐の前の山小屋で5分ほど休憩してから出発。ここまでは車でも来れる(チェーンは必要)がこの先はどんどん「登山道」になる。雪が半端に溶けて固まっているだろうから足元ばかり見て進んだ。

分岐から少し歩いたところ。まだ道幅もあって歩きやすいけどあちこち凍っていて油断できない。

分岐から少し歩いたところ。まだ道幅もあって歩きやすいけどあちこち凍っていて油断できない。

このコースは北沢という沢をたどってゆく。ここ何年かで川沿いに木道が整備されていてわかりやすいけど、半端に雪が載って凍っているので緊張する。

このコースは北沢という沢をたどってゆく。ここ何年かで川沿いに木道が整備されていてわかりやすいけど、半端に雪が載って凍っているので緊張する。

川に写った自分の影をパシャリ。天気はいいけどそこそこ寒い。

川に写った自分の影をパシャリ。天気はいいけどそこそこ寒い。

しばらくすすむと・・・

登山道が氷の川じゃん!

登山道が氷の川じゃん!

今年は雪が半端な量で、ちょっと降っては溶けてしまうので、登山道がまるで「氷の川」のようになっている箇所が何か所かあった(上写真)。ある程度雪が積っていればルートを変えてもいいけど、今年の量では植物を踏み荒らしてしまうことになるので夏道とほぼ同じルートを歩くのだが、その途上にスケート場が点在するのだった。上の写真のところでは先行する登山者が転倒。「ダイジョブですかぁ?」と声をかける。取りあえず大丈夫そうなので先行させてもらう。しばらく歩いてから振り返ると同じ人がまたコケていた。声をかけようとしたら両手を上げて「マル」のポーズ。大丈夫そうだ。他人事ではなく、自分も緊張しながら歩みを進める。とはいえこのあたりも夏季と同じくらいのペースでクリア。目的はもうすぐ。

この橋を超えると目的地の裏手に出る。橋の上でこけるとシャレにならないので一層緊張して進む。

この橋を超えると目的地の裏手に出る。橋の上でこけるとシャレにならないので一層緊張して進む。

この日の目的地「赤岳鉱泉」の少し手間の開けた場所。

この日の目的地「赤岳鉱泉」の少し手間の開けた場所。

アイスバーンには辟易したが、吹雪いて大変な場合に比べると楽に進んで、予定よりもだいぶ早くこの日のゴールに近づいた。上の写真はこの日のゴール赤岳鉱泉の少し手前に森が切れた場所。ここはなかなかの写真スポットでいつも足を止める。上の写真は影の部分が多くてイマイチだけど、午前中にここを通る人はいい写真が取れると思う。ここから目的地の赤岳鉱泉は目と鼻の先。

赤岳鉱泉で毎年行っているアイスキャンディー(人口氷柱?)。キャンディの先端部分から水を流してそれが凍って氷柱になるのだけど、今年はかなり広範囲に水が広がっていて雪も少ないので平らな部分もいたるところがアイスバーン状態。

赤岳鉱泉で毎年行っているアイスキャンディー(人口氷柱?)。

赤岳鉱泉に到着。今年も恒例のアイスキャンディが作られていてそこでアイスクライミングを楽しまれている。このアイスキャンディは先端部分から水を流してそれが凍って氷柱になるのだけど、今年はかなり広範囲に水が広がっていて雪も少ないので氷柱の周りの平らな部分もいたるところがアイスバーン状態。山小屋までの道もつるつるでしかもちょっとした坂になっている。滑らないように妙な恰好で進む。

この日の宿泊地、赤岳鉱泉に到着。雪少なっ!

この日の宿泊地、赤岳鉱泉に到着。雪少なっ!

この日の宿泊地、赤岳鉱泉に到着!時間は夏季とほぼ同じ3時間弱。今年は11月ごろから週20km前後歩いていたためか昨年に比べて楽に来れた。雪が程よく積っていたらもっと早かっただろう。標高は2,222mだったかな?登山口からの標高差は700mくらい。昨年の宿泊地の行者小屋より100mくらい低い。

赤岳鉱泉は年中無休で厳冬期も営業しているのでここを拠点に雪山を楽しむことが多い。食事も豪華でオススメ。この日も雪山を楽しみに来た人でにぎわっていました。

2日目、3日目に続く。

1月2日

1月3日

 

Vanzandtストラト、ハムバッキングサウンドが出せるように配線アレンジ。

VanzandtストラトSTV-R2、ハムバッキングサウンドが出せるように配線アレンジ。

Vanzandtのノーマルなストラトをシリーズ接続(ハムバッキング)ができるように配線をちょこっとアレンジ。センターのトーンをプッシュプルスイッチを兼ねたPOTに交換して、このスイッチでノーマルのストラトの配線とシリーズ接続を切り替えます。このスイッチをプルにした状態で5wayスイッチのフロント側のポジションから「フロント+センターのシリーズ接続」⇒「センター」⇒「センター」⇒「センター」⇒「センター+リアのシリーズ接続」となります。プリにしていない状態はノーマルのストラトと同じ。今回ハーフトーンとハムバッキング時のハムキャンセル効果を狙ってセンターのPUをRWに交換しています。

もともと生鳴り自体がイイ感じの個体で、ノーマルのストラトとしても弾いていて楽しい一本だったのですが、ハムバッキングサウンドを出せるようにする音でさらに楽しみが広がった感じです。

サウンドチェック⇓

「改造」といっても非常にポピュラーなものですし、新品時にすでにこの配線をしているギターもたくさんあるので実績は十分の改造と言えるともいます。外観は変わらないというのもポイントです。やってみるとサウンドバリエーションが広がって普段使っているストラトの守備範囲が広がってパワーアップします。個人的にもVanzandtのPUでこの改造した時の音には興味がありました。

センタートーンを持ち上げるとシリーズ接続になります。

センタートーンを持ち上げるとシリーズ接続になります。