最近、エフェクターなど機材類がまとまって入荷したのと、ギターの修理・調整のお預かり案件が押していて、販売の方のギター&ベースの作業ペースがかなり落ちています。昨日ふと、「これではイカン!」と立ち上がり、先月入荷していた表題のストラトを「今日中に出品してやるぜ!ふふふ。」と意気込んでメンテ開始しました。このモデル、フェンジャパ版クラプトンモデルともいえるST54-85LSなどと同様、和製のMid Boostサーキットが搭載されていて、PUもLace Sensorですが、型番からわかる通り、価格設定がより上位の機種。指板やフレット数などはビンテージスタイルではなく、現代的な仕様。アメリカンスタンダードで使われていた2点支持のトレモロもそうですね。

お客様から買い取った時は「状態良好」だったハズなのですが、メンテ前にアンプにつないで音を出してみると・・・

 おーまいがっ! Mid Boost効かねー!

(Mid Boostの)つまみを回しきっても少しだけしかBoostしません。「おかしーな。電池切れか?」と独り言ちてとりあえず電池を交換して再トライ・・・「やっぱ効かねーぞコレ・・・(ToT)」

その後泣きべそをかきながら弦を外し(しくしく)、PUのチェックやらPOTのチェックやらを涙で歪んだ視界の中で進めました(うるうる)。この涙ぐましい作業のうえでの結論、「壊れてますねぇ、回路のどこかが」に至りました(悲しすぎて居直るしかなかったので、他人事のようにつぶやいたのだ)。

こんなボディ。カッコイイでしょ?Lace SensorがGoldではなくてSilver3発なのも面白い。

こんなボディのストラトです。Lace SensorがGoldではなくてSilver3発なのも面白い。

中身。日本製のMid Boostサーキットに日本製のミニポット、ボックスタイプのスイッチ、ジャック。こいつら全部USAパーツにしてしまおう。

中身。日本製のMid Boostサーキットに日本製のミニポット、ボックスタイプスイッチ、ジャック。こいつら全部USAパーツにしてしまおう。

悲しみを乗り越え色々考えた結果、「この際、USA のMid Boostに換装して、国産の汎用品になっている他の電気パーツもUSA製に交換だ!」という方針を心の中の幹部会議で全会一致で可決。仮に問題個所を特定できたとしても、本機を持ち込んだお客様も長いこと弾いていなかったそうで、各電気パーツは劣化があると思うので、一か所だけ交換してもあとから他も問題が出たりするかも・・・とか考えると、もう面倒だから全交換だ!というわけですよ。

単にパーツを交換するだけで無くて、Mid Boost基盤はUSAと日本製でサイズが全然違うのでザクリを広げなきゃなんないので、正直言って利益出せなさそーな感じがないでもないヤバイシゴトですが、やっぱりちゃんとした状態で出品したい・・・いや、本音のところ、全部入れ替えたすっきりした状態で弾いてみたいのだ。

というわけで、いったん出品を中止して、必要なパーツを発注して昨日のメンテ作業は終了となったわけです。

コメント
  1. […] Fender Japan STR-110 出品しようとしたけれど・・・ 2015年11月15日 […]

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