エスカッションの歪み矯正具

Posted: 2015年11月14日 カテゴリー: Modify

昨日のレポートで「歪んだエスカッションの矯正」というのがイマイチ分からないとのお話をいただいたので、もうちょっと詳しく解説。

まず「歪み」ですが、下の写真のようにネック側が凹んでいました。この写真は少し矯正してから撮影したものなので、元々はもっと曲がっていたと思ってもらって差し支えありません。

赤矢印の部分をよく見ると歪んでいるのがわかります。この写真を撮影したのは少し矯正を進めてからだったので矯正前はもっと激しく歪んでいました。

赤矢印の部分をよく見ると歪んでいるのがわかります。

矯正具をかましてエスカションをビス止めしたところでほぼまっすぐになりました。

矯正具をかましてエスカションをビス止めしたところでほぼまっすぐになりました。

直した状態。上の写真のように歪みがほぼ解消しています。歪みを治すためにエスカッションの裏側からはめ込んだのが「矯正具」。矯正具はエボニー材を削り出して作成、下写真のような形状。

エボニー材を削り出しで作成した矯正具。

エボニー材を削り出しで作成した矯正具。

矯正具は下の写真のようにPUとエスカッションの間にほぼぴったりはまり込むサイズになっています。この状態でキャビティに固定するのですが、矯正具の左右の端はキャビティ内側にあたらないような形になっています。

ぴったりおさまるサイズ。

ぴったりおさまるサイズ。写真左下のビス穴と右上のビス穴の間にはめ込みます。

この治具はただはめ込んで問題の歪み部分を押し戻すだけでなく、はめ込んだままの状態でもPUの高さ調整ができるような形状にしています。また、矯正具はPUのコイル側にしっかり触れているので、余計な共鳴はしないと思います。もちろん、PUキャビティーに落下したりはしません。

矯正具は荒削りをしてから、実際にエスカッションに取り付けてちょうど良いかどうか確認しながらサイズを微調整していきました。

矯正具は荒削りをしてから、実際に「エスカッションに取り付けてちょうど良いかどうか確認⇒ほんの少しずつ削ってサイズを微調整」を繰り返して完成させます。大きすぎても小さすぎてもダメ。

今回のような凝った形でなくても単純な角棒でもサイズさえ合わせれば矯正はできますが、単なるスペーサーだと矯正はできても、PUの高さ調節ができなかったり、キャビティ内に落ちてしまったりなども考えられます。あとの面倒を考えての形状というわけです。勿論取り外しも簡単です。

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