3芯PUを4芯化してSeymour Duncan Triple Shotに接続、エスカッションの歪み矯正

Posted: 2015年11月13日 カテゴリー: Modify
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Triple Shot

Triple Shot

Seymour Duncanの「Triple Shot」というハム用のエスカッション。ミニスイッチが2つついていてこの組み合わせでタップ、パラレル、シリーズの各配線切り替えができるというアイテムです。面白い!

今回はもともとこのエスカッションでSeymour DuncanのSHPR-1×2をマウントしていたギターで次のようなご依頼。

①PUをPRSのハム(持込品)に交換。そのPUは3芯。

➁フロントのエスカッションが歪んでいる。まっすぐに直したい。

①のPRS のハムは元々3芯のものだったのですが、Triple Shotは4芯で接続するように出来ているので、まずこれを4芯化。PUをばらして、中の線を取り出し、・・・・・・・各コイルの線を出して、位相チェック。4芯シールド線につないで終了。そしていざTriple Shotへの取り付け・・・と思ったらTriple Shotの2枚の小さな基盤を結んでいる4本束の極細配線が外れてしまっているのを発見!

おーまいがっ!

このままでは音が出ません(当たり前だ)。切れたところをまず接続しなければ。といっても何しろ超細かい箇所で手作業で半田付けするなら顕微鏡下の作業ぢゃないか!というくらい。今回は頑張って肉眼で取り付けましたが・・・目がちかちかします。そしてようやく4芯化したPRSのPUを取り付け1個完了。ふぅ。もう一個はトラブルはなかったのでスムーズに終了しましたが、この時点でこのギターの作業は今日終わらない感じになってしまいました。そしてだいぶ時間を押しつつもう一つの問題・・・➁の「エスカッションゆがみ矯正」に着手。これはエスカッション自体には手を加えずに、「矯正具」を作ってそれをはめ込むことで矯正するという方法をとりました。歯科矯正みたいですね。

本日の作業はここまで。明日弦を張って終了。

本日の作業はここまで。明日弦を張って終了。

写真は矯正した状態。元々は赤矢印の間の部分がPU側にたわんでしまっていました。2つの赤矢印の間、エスカッションの内側に見えている茶色い棒のようなものが矯正具。エボニーを削り出したもので、写真ではただの棒に見えますが実際はエスカッションの内側の狭い空間にピッタリ収まる形状になっています。削り出しで作るのですが、これも結構時間がかかってしまいました。この矯正具によって赤矢印と反対側に突っ張るように力を加えてエスカッションのたわみを矯正。狙いとおりまっすぐになりました。

あとは弦を張って完成ですが、気付けば今日も閉店時間をとっくに過ぎてしまったので、残りの作業は明日。依頼主さんもうちょっと待ってくださいね。

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