以前からお店にFender USAのクラプトンストラトがありました。このストラト、年代の割にネックは綺麗なのですが、ボディはサイドの塗装が浮いたり、割れが生じたりしていました。レリック風の渋い劣化ではなくて単に塗膜が木部から離れてしまって、カパカパしたり、さらにそこに亀裂が入ったりしてそのままだとまるで「脱皮」のように塗膜がボディから剥がれ落ちてしまいそうでした。

そうなってしまうのは目に見えているし、かと言って補修をしても、亀裂の痕は残るし、今大丈夫な部分もやがて剥がれてきてしまうかもしれない。

そんな恐れを逆手に取り、元々のブラックの塗装をカパリと剥がし、リフィニッシュを施しました。

前述の通りの塗膜の状況だったので、塗装をはがすのは簡単でした(写真撮っておけばよかった・・・)。

クラプトンモデルのボディをリフィニッシュ。

クラプトンモデルのボディをリフィニッシュ。下側のカッタウェイ近くのザクリはクラプトンストラトの特長であるMid Boostサーキットの基盤が入るところです。

途中の作業状況は大胆に省略(写真撮ってないんだってば)して、いきなり塗装が終了した状態が上の写真。色はStevie Ray VaughanのLenny風を狙って表面に木の質感が残るようにしました。もともとつぶし塗装(ブラック)のボディなので、中のアルダーはそんなにきれいな木目ではなく、(写真には写っていませんが)小さなシミがあったり、前述の塗膜浮きの補修が施されていたと思われる部分は他と塗装乗りが違ったりしていますが、そういう「完璧じゃないところ」がLennyっぽくていいんじゃないかと。

こういう木の感じが好みなのです。

こういう木の感じが好みなのです。鳴りも良いのではなかと期待。

ボディバックも好みの質感に塗装。

ボディバック。

木の質感が残る程度までしか塗料(ラッカー)は乗っていない極薄の塗装です。耐久性という意味では弱いですが、塗膜が薄い分、木の鳴りを生かすことができるのと、使っているうちに出てくる風合いも期待できると思います。

まだ乾燥期間を置きたいので、組み上げるのは少し先ですが、どんな音になるか今からワクワクです。「見た目はLennyなのにMid Boostの入ったストラト」っていうのは悪戯心でもあるのですが、単純にLennyのような塗装が好きというのもあります。

出来上がりが楽しみな一本。

コメント
  1. […] Lenny Clapton ストラトボディリフィニッシュ 2015年10月24日 […]

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