Fender USA SRV Stratocasterにはハカランダが使われていた個体があるらしい・・・という都市伝説。

Posted: 2015年8月24日 カテゴリー: considerations
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ウチのお店に時々顔を出してくれるお客様から聞いた話。海外のウェブサイトの情報だそうなのですが、「初期のFender USA Stevie Ray Vaughanストラトには指板にハカランダが使われている個体がある」という都市伝説的な情報があるそうです。

実際のカタログスペック上は「パーフェロー」という材。これは通常のローズウッドに比べると比重がちょっと高い材です。実際にSRVが愛用したあのボロボロのストラトは63年のネックなので指板はラウンド貼りですが、FenderのSRVストラトはスラブ指板。スラブの方が製造はラクなのでその辺オトナの都合による仕様なのでしょうか?ラウンド指板のサウンドに近づけるために、あるいはSRVの極太弦によるアタッキーな部分を出すためにローズより硬い「パーフェロー」を指板を採用しているのではないかと勝手に推測しています。

話がそれました。カタログ上はパーフェローなんだけど、何かの都合でハカランダを使ったものがあったというウワサ・・・。この話を教えてくれたお客様は、どこかの中古店でちょうどその都市伝説の年代に合致するSRVストラトを発見して購入、当店にも見せに来てくれました。

⇓これだ。

当店の売り物ではなくお客様の所有品のSRVストラト。

当店の売り物ではなくお客様の所有品のSRVストラト。たしかに指板がやけに濃だ・・・

そして指板の拡大写真⇓

確かに模様はハカランダ風だけど・・・

確かに模様はハカランダ風だけど・・・

拝見してみると模様がハカランダのように見えます。色合いがちと違う気がしますが、経年で変化したのだとしたら・・・!

このSRVストラト、当店で011~049の弦を張って調整させてもらったのですが音もとてもいい感じでした。先の話によるプラシーボ効果もあるのかもしれませんが、まあいいじゃないですか、そういう夢のある思い込みも。

アメリカの人はその辺おおらかというのは実際にあるみたいでこういう話は他にも結構あります。Fenderのヴィンテージギターでもそうですが、Gibsonでもあるみたいです。例えばES-175ですが、カタログスペックでは「メイプル-ポプラ-メイプルのプライウッド」がトップ材になっているんですが、実際には「メイプル‐スプルース(!)-メイプル」とか「メイプル‐マホガ二-(‼)-メイプル」の個体があったりするそうです。「おっと、ポプラの在庫がないじゃんかぁ。」というシチュエーションでその辺にあったスプルースとかマホガニーを使っちゃってるんでしょうか。それとも「この薄いスプルース、捨てるのもったいないぜ、175の合板にしちゃおーぜ!」的なノリでしょうか。こういうおおらかさは個人的に好きです。

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