続 Lip Stick Pick Up搭載ストラト③サウンド

Posted: 2014年10月22日 カテゴリー: Modify, 憧れの一本!
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Lip Stick PU搭載のストラトの音の傾向について、先のレポート続 Lip Stick Pick Up搭載ストラト②で少し触れていますが、ウチのお店に出品するにあたって動画も撮影しました。デモ用の動画は各サウンドと何かしらの曲(らしきもの)という形でアップしていますが、今回は弾いていてとても楽しくなってしまい、曲(らしきもの)を多めに撮りました。私の個人的趣味の選曲で、「特徴がよくわからん」「演奏が見苦しい」等のご指摘もあるかとは思いますが、ご勘弁を。

まずはクランチセッティング。

エクストリームのShadow Boxingという曲のリフをパクっています。ボリュームへの反応はすこぶるよく、クリーンにしても高域は綺麗に出ています。そして、ストラトの鈴鳴り感もしっかりある中で箱物的な雰囲気もあるように思います。

こちらはクリーン。トーンを30~40%に絞っていますが、高域の抜けは失われていません。もっと絞ればジャズ風の雰囲気も出せそうです。

私はジャズはかじった程度なので本格的やっている方々からするとかなーり怪しい演奏だと思います(笑)。このAutumun leavesのコード進行はいろんな人がカバーしている超有名なものですが、私はYouTube上でストラトでこのコード進行で弾きまくっている方の動画に影響を受けまくっています。「Little Jazz Stratocaster」で検索するとその方の動画が出てくるので興味ある方は検索してみてください。すごい方ですよ。

もう一本の動画はSRVのRiviera Paradise。これもトーンは絞っています。以前クランチ~ブーストサウンドでもカバーしていますが、今回はクリーンで通しています。SRVでリップスティックと言えばハードテイルのストラトでのチャーリーさんにささげたあの曲が有名どころですが、弾いたことがないのでRivieraで行きました。

 

ウチのお店のデモ動画でST62-TXが何本か出ているのですが、それと比較してみても面白いと思います。

リップスティックピックアップ、マニアックではありますが、なかなか遊べるピックアップです。見た目のバランスを考えないといけないですが、Bigsby付きのテレキャスにも合いそうな気がします。70年代タイプのストラトなどアッシュボディだとまた違った雰囲気が楽しめるかも。

前のレポートでも触れた通り、このピックアップは出力がかなり小さいです。通常、ウチのお店の動画撮影で使用しているアンプのボリュームは「2」位にセットする事が多いのでが、リップスティックの場合は「3」位にしました。他のピックアップと組み合わせる場合はこの出力差を念頭にする必要があります。各ポジションでどんな音を目指すかによってピックアップの高さや、エフェクター、アンプ側のセッティングなどは他のギターとかなり変わる場合がありそう。面倒かも知れませんが、逆にアンプの音量を比較的大きめにセットできるので、Aクラス1ボリュームの真空管アンプなどはより真価を発揮しやすいかもしれません。

リップスティック、面白いピックアップです。

 

 

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