ストラップピンいろいろ③ロック式 Jim DunlopとWARWICK

Posted: 2014年10月18日 カテゴリー: Parts
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前項のつづき。こんどはJim Dunlopのロック式ピン。

左上:ボディ側のパーツは埋め込み式・ボディの加工が必要。 右上:ストラップを挟む法のパーツ。 左下:両パーツをはめ込んだ状態。ロック操作はボタン式。 右下:ストラップ側のパーツをばらした状態。

左上:ボディ側のパーツは埋め込み式・ボディの加工が必要。
右上:ストラップを挟む法のパーツ。
左下:両パーツをはめ込んだ状態。ロック操作はボタン式。
右下:ストラップ側のパーツをばらした状態。

イングヴェイの使用で有名なJim Dunlopのロック式ピン。着脱操作はSchallerやGOTOHよりやりやすいプッシュボタン式。上の右下写真のワッシャーと左隣のプレス成型のパーツでストラップをはさんで、一番左の留め具をシャフト部にねじ込んで固定する。他社製品はボルトナットでの固定で着脱も比較的容易だが、こちらの留め具は一回はめ込むと外すのは一苦労。それに何度も外せばゆるくなってしまうだろう。しかしそれを逆手にとれば、ストラップからパーツが外れるトラブルは起こりにくいので、決まったストラップで通すならいいかも。ボルトナット式だとしっかりネジを締めておかないとポロリととれる。私は大学生のころから、schallerのSecurity Lockを使っているが、実はライブの直前には必ずストラップ側のナットを締めなおしている。本番中にナットが取れたりしたことはないが、練習の時に取れたことはあった。練習前にストラップを付けようとしたらナットが取れていて見つからなかったこともある(結局1セット買いなおした。bitter memoryだ)。ずっと使っているとそれが当たり前になってライブ前のチェックは無意識にでもやっていたのだが・・・「絶対はずれない度」はJim Dunlopの勝利だ。普通のストラップピンから写真のタイプに乗り換えるときはボディに加工が必要なのは嫌われる要因だが、Jim Dunlopは同システムでボディに埋め込む必要がないタイプもラインナップしている。しかもボデイ側のピンが普通のストラップピンに近い形状で普通のストラップピンとしても機能しそう。今回はサンプルを用意できなかったので断言はできないが、おそらくGotohと同じだと思う。いいぞジムダン!

トリは、ギタリストよりもベーシストに縁がありそうなwarwick。

左上:ストラップ側・ボデイ側のパーツをはめ込んだ状態。 右上:両パーツを外した状態。ロック解除はジムダンと同じボタン式。 左下:2枚のワッシャーの間にストラップを挟む。 右下:各パーツを分解したところ。

左上:ストラップ側・ボデイ側のパーツをはめ込んだ状態。
右上:両パーツを外した状態。ロック解除はジムダンと同じボタン式。
左下:2枚のワッシャーの間にストラップを挟む。
右下:各パーツを分解したところ。

仕組みは前出から想像つくと思うので割愛。

・・・Warwickというとプレべでもジャズベでもない個性的なベースを作っているドイツのメーカー。ここで紹介するロック式のストラップピンはwarwickのベースには標準搭載。モノ自体は扱いやすくてGoodだ。Jim Dunlopと同じく、プッシュボタンによるロック機構になっていてやはりschallerやGotohに比べてより取扱はラク。Warwickのベースは鮮やかな外見が多いので大きなロックピンもデザインに溶け込んで見た目のゴージャスな感じを後押ししているようにも思う。だからこその「標準搭載」だろうか。

このストラップピンの困ったところは性能とか機能ではなく、「手に入りにくい」ということだろう。国内にはほとんど流通していないので、必要なら代理店(KORG)にオーダーすることになると思う。Warwickのような派手な外見が売りのベースを使うベーシストはストラップもおしゃれに決めたい人が多いと思うが、そういうベーシストの中には複数のストラップをステージ衣装によって取り換えて使いたい人もいるだろう。そんなとき「あ、ストラップピン取り寄せなきゃ。」というのはチョーめんどい。ものは良いので、大手楽器店の店頭に普通に並ぶくらい輸入されようになるとうれしい。

 

以上、前項と合わせて4つのロック式のストラップピン、どれも良さがあるけど、操作性、見た目の好みなどをしっかり踏まえて選ばないと後が大変。それぞれ互換性に乏しいので一度つけてしまうと変更は難しい。

オイラはこれからもSchallerが多いと思う。それが一番だからではなく、自分のギターにすでにそれが付いているのが多いから。おんなじ理由でschallerを使い続けている人も多いのではないか。定番だったし。今からロック式に切り替えるなら精密さならGotohを試したい。つくりは一番精密でしっかりしているように思う。一方、扱いやすさ・確実性・バリエーションの豊富さを考えるとJim Dunlopもいい。パーツが手に入りやすくなるならWarwickも○。でも、若いころのように激しくステージ上で動き回ることはなくなったので、これから手にするギターにはロック式を使う機会は減るかも・・・「釣りは鮒にはじまり鮒に終わる」という名言(?)のとおりストラップピンもシンプルなものに戻ってゆくのであった。

 

次のレポートもストラップピンに関する話です。

 

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