HAMERですが、何か?

Posted: 2014年8月23日 カテゴリー: ギター見せてください!, Uncategorized

今日はお客様が多く忙しい一日でした。

先日いらしてくれたA様がバンドのメンバーさんたちと一緒に立ち寄ってくれました。お構いできずに大変失礼いたしました。また遊びに来てくださね。

そのA様のバンドのギタリストさんに興味深いギターを見せていただきました。

これだ↓

 

DSCF1384

リアにハム一発かと思いきや・・・

HAMERというと私的には「80年代ハイエンドギターブランド」とか「レスポール的材構成でダブルカッタウェイの元祖」というイメージです。ギタリストで言うとナイトレンジャーのジェフワトソンが印象に残っています。私がギターをはじめて80年代後半、ギター雑誌にも広告が出ていましたが、当時のギブソン、フェンダー以上に高嶺(高値)の花だったブランドです。ところが今日拝見させてもらったこちらはギブソンで言うレスポールJr.のようなスチューデントモデルのようない出で立ちです。こんなのも作ってたんですね・・・

ただし、このギター実は非常にひねりが効いていて、実は「スチューデントモデル」というよりは「実験機」のような仕様です。

ピックガードにプロタイプと刻印されています。

ピックガードにプロタイプと刻印されています。

PROTOTYPEとピックガードに刻印されていて、その通りの狙いのギターだったことを想像させます。

面白いのはピックアップ。

コイルが3つ・・・?

コイルが3つ・・・?

フロント側にもシングルコイルサイズのスラントの形が見えますが、これはダミー。ピックアップはすべてリアについています。変わった配列というか、凝った配列というか、まずブリッジよりのクリーム色のボビン二つで一つのハムバッカーです。これだけなら普通ですが、その上にくっついている黒のボビンは「独立したシングルコイルピックアップ」です。シングルの方は黒のピックガードに合わせた「保護色」になっていてちょっと見ただけでは「リアに1ハム」のギターに見えるところが泣かせます。潔よい1ハムに見せかけて実は2ピックアップという・・・。コイルタップしなくてもリアのシングルとハムのサウンドが出せるというのをねらったのでしょうか、エスカッションも3ボビンのものになっていてわざわざそれを作ったのかと思うと、狙う方向性をもって真剣に取り組んでいたことがうかがえ、面白いです。ボビンの色を変える工夫「保護色」も好きです。日本で同じ方向性を狙ったら「コイルタップ」で済ませてしまうように思います。アメリカだなぁ・・・これでパンクな曲を弾き倒したらカッコイイゾ。

ボディはおそらくマホガニー。ウチのアンプで試させてもらったのですが、カラッとたクリーンが気持ち良い一本でした。ギブソンのレスポールJr.風に見えますが、ブリッジは6wayでオクターブもばっちり。ハイポジションも音程イイゾ。

持ち主さん曰く「アメリカにいた頃に古道具屋で見つけた」とのこと。この入手経緯もいい味です。そしてそれでバンドをしているのも最高!

日本でもリサイクルショップで古い珍しいものを見かけることってありますが、同じようにアメリカのブランドの掘り出し物は現地アメリカの古道具屋なんかで隠れていたりするんですね。アメリカの楽器屋ではなく「古道具屋」「リサイクルショップ」巡りをしてみたくなりました。

 

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