Fresherですが、何か?

Posted: 2014年8月2日 カテゴリー: 雑言雑考
Fresher FE-600

Fresher FE-600

以前このブログでも話が出ているFresherのセミアコ、このブログの読者さんから「試奏したい」というリクエストがあり、本日弦を張ってスタンバイしました。その読者さんが本日ご来店。最初メールで連絡をもらった時はてっきり40代以上のマニアの方だと思っていたんですが、フレッシャーをリアルタイムでは全く知らないであろう若者で、なんでも「セミアコの購入を考えていて、いい音するというフレッシャーの記事を読んで音を聞いてみたくなった」とのことでした。そういった事情ならばということで、当店に在庫しているTOKAIのセミアコも弾き比べてもらいました。もっとたくさん用意できていればよかったのですが、スミマセン今日のところは2本だけ・・・次のご来店を期待してもっとご用意してきます。

さて、そのフレッシャーですが、詳細も調べました。

このフレッシャーがウチに持ち込まれた時には「オーダーもの?」という推測がありましたが、実はれっきとしたレギュラー製造品でした。80年代前半製造のFE-600というモデルで、フレッシャーの中では高級機になります。

70年代のフレッシャーは家具職人が参加している楽器製造協会に製造委託されていたので、「家具職人が作るフレッシャー」というイメージもありますが、こちらは製造は現在はなくなっている中信楽器製造㈱という楽器メーカーが担っていました。

Fresherのロゴ

Fresherのロゴ

フレッシャーのセミアコというとデタッチャブルネックの印象が強いですが、こちらはちゃんとしたセットネック。

ホワイトシカモアトップ&バック、ローズ指板、マホガニーネック。シカモアはギターの材としてはメイプルより格下に思われがちですが、高級家具やバイオリンなどにも使われるしっかりした材です。メイプルよりもそろった杢が出るのが特徴でしょうか。トップの合板は薄く仕上げられており、このためか鳴りが豊かです。

虎虎!

虎虎!

裏も虎虎!!

裏も虎虎!!

ピックアップは製造元不明ですが、おそらく新品時から搭載されていたものです。ハイパワーですが、ボリュームを絞った音も使えるなかなか素性のよいピックアップです。

指板はロー側はRがきつく、ハイはゆるくなっています。おそらく、製造の都合上の偶然だと思いますが、「なかなかやるな!」と思いました。

ペグはのクルーソンタイプに交換されていますが、それ以外はオリジナルの状態。ピックガードは欠品。

ペグのみ最近の物に交換されています。

ペグのみ最近の物に交換されています。

今日ご来店くださったH様との話もあるので、売りに出すのはまだ先ですが(なので店のホームページにはまだ載せません。)、今日セットアップをしたので、動画も撮ってみました。

クリーンサウンド⇓

Bon Jovi⇓

Ozzy⇓

 

Fresherをバンドで使う場合は「ケッFresherかよ!」という差別と偏見に対して「それが何か?」と言えるクールなソウル、どんな楽器だろうと自分の演奏ができるテク&感性が必要かと思います。今日ご来店のHさんはその点は軽くクリアしていそうです。そういう方に嫁いで行っていただきたい今回のフレッシャーですが・・・どうせならいろいろ試したうえで自分に合った一本を選んでいただければと思います。また来てね!

 

 

コメント
  1. いい嫁ぎ先がみつかるといいな^^ これだ!と思える人のところに渡ることを切に願う。発掘者より

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