思い出1:Guyatone FlipとFender10W石アンプでの反則?技。

Posted: 2014年3月1日 カテゴリー: ギターやバンド活動に関する思い出
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オイラがギターを始めた約25年前、初心者は10Wくらいのトランジスタアンプを買っていた。オイラは知識だけはイッチョマエで「アンプ直!それが王道だ!」と思いこみ、Fenderの10Wトランジスタアンプの歪みで練習した。それは残念な音だったのさ。ヘタクソだからな。それでも、知識だけイッチョマエの初心者のオイラは「ショボイな。やっぱマーシャルじゃねーとな!」とヘタクソ棚に上げて知ったかぶってたわけだ。

そんなある日、高校のT先輩から、グヤトーンのアンプを借りた。出力は忘れたけど、20Wだったかな?もちっと大きかったかも。プリ部に真空管を使っているやつ。

↓これだ。

GuyatoneFlip

それまで使っていたトランジスタよりもめっちゃハードロックな音が出てきた。お気に入り登録なわけだ。しかも、当時のオイラには知識でしかその存在を認めていなかった夢の仕様「Send Return」付き。おおおっ。早速T先輩に空間系や揺れ系のエフェクターを借りて、Send Returnにつないで遊んでみたりもした。「こうすればアンプ直とかわらんじゃんね。王道のままじゃんね。」と、若干の勘違いをしつつも、充実した練習ができた。スプリングリバーブもめっちゃキモチエエ…。はまったオイラは、夜な夜な哀愁のフレーズをリバーブ掛けまくりで奏でていたわけだ。下手だけどね。

しかし、幸せは長くは続かない。当然のように問題が発生。

一般家庭ではエレキギターの音はうるさい。下手だからな。10Wトランジスタアンプだってやかましいのに、それが20Wとかそれ以上になったら、「オマェ、エエカゲンニセェヨ」となる。しかもスピーカーはセレッションの12inchだかんな。

それでも、オイラだって気を使ってぎりぎりまでマスターボリュームは下げてたのに…

「うるさい!」

「勉強はしたのか!」

定番の文句ですな。

「するわけねーじゃん、オイラ、ロックじゃけん!」と脳内では居直っていたものの、食わせてもらっている身としては一応しばしおとなしくするわけだ。

そこで高校生のオイラは考えるわけだ。

「なんとかグヤトーンの音のまま、音量を小さくできんかなぁ」

で、何を思ったか、Send ReturnのSendとFenderトランジスタアンプのインプットをつないでみたわけだ。なんとなくね。つまり、グヤのプリ部だけ使って出力はFenderのトランジスタアンプ。これで音量を下げてグヤの音が得られるかも♡と何となく思ったんだな。

すると…

予想外に気持ちの良い歪みが…ナンダコレハ!

グヤトーンの歪みは低音が効いていて、粘りがあり、Fenderに比べればチョーCOOL!だったけど、その比ではない超チョーCOOL!!なサウンドをゲット!

比べるとグヤトーン単体の音はエッジが足りなくて、こもり気味な感じが…。Fenderトランジスタは3ボリューム方式というやつで、GainとVolumeで歪みを作り、Masterで音量を調節する仕組み。Fenderだけで音を出していた時はGainとVolumeを常にフルにしてたが、グヤを経由した場合は、Volumeだけをフルにして、Gainは最大でも半分くらいだったかな?良く覚えてないが、フルにはしていなかった。グヤのプリ部の音にFender石アンプの歪みがブレンドされたわけだ。これで、一気にZakk WyldeやJohn Sykesに近づいたと思いましたねぇ。音だけね。

ハードロック、メタルにはまっていたオイラは当然ながら「歪み命!」だったが、聴いていたメタルな音が得られるハイゲインアンプはまだ限られていて、それらは高価な真空管アンプだったから、そんな音を家で出すのは夢のまた夢。でもオイラは家庭用のアンプで、迫力のあるハイゲインサウンドを手に入れてしまったじゃんね。そう思いこんだだけだったかもしれないけどな。当初の目的「小音量化」は忘れて弾きまくったさ。

後日再び怒られたねぇ。ロックだねぇ。

しかし、やはり幸せは長くは続かない。借りものだったグヤの返却命令がT先輩から下され、幸せ練習環境週間は間もなく終わりを迎えることとなる。さよならグヤ…

この経験以降、「機材を組み合わせて音を作る」ということが楽しくなったねぇ。

当時読んでいたギターマガジンのプロのインタビューを読むと、「僕はマーシャルに直だよ。マーシャルがあれば余計なものはいらないね!あとは腕さ!」的な答えをしていて、素直なオイラは真に受けていた。が、機材紹介の写真にはだいたいSD-1とか写ってたし、マーシャルも前段にブースターを内蔵するような改造をしていたんだよなぁ、アノヒトタチ。そういうBig mouth(?)、ハッタリ(?)もまたロックだねぇ。

ギター小僧のオイラは最初「アンプ直」だけを鵜呑みにしてしまっていたけど、こんな経緯で、機材を組み合わせることに偏見がなくなったわけだ。

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