2月, 2014 のアーカイブ

EFFECTOR 4 :Xotic BB Preamp MB

Posted: 2014年2月26日 カテゴリー: Effector
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BBPreampMB

XoticのBB Preamp MB。主にゲインブースターとして他の歪みエフェクト(EFFECTOR 1 200lbsやEFFECTOR3のHT-Dual)の前段につなげて使用しています。写真のとおり、オーバードライブペダルでブーストさせるときの典型的なセッティングで使っていて、レベル大きめ、ゲイン少なめが基本です。こいつの前はノーマルのBB Preampを使用していましたが、MBはハイミッドの調整つまみが付いていて、より調整範囲が広いと思い発売と同時に買い換えました。音は全く同じではないと思いますがノーマルのBBと比べて違和感はなく、セッティングもノーマルのときとほぼ同様で使用しています。Mid Boostつまみはボリュームを絞ったクリーンのきらびやかさを稼ぐ時に上げ目にしたりします。また、家で練習する時、アンプの音量を十分に上げられないときにも少し上げています。音量が稼げないと抜けが悪くなりやすいですが、これでいくらか補正が効きます。

元々私はアンプの歪みを基本にしていてアンプとギターの間にブースター的に使うオーバードライブを一個だけつなぐスタイルで長いことやってきました。しかしここ数年で参加したバンドでたくさんのエフェクトを使う機会があり、大きなエフェクターボードを組んで、アンプはクリーンに設定、歪みもペダルが基本になりました。できればアンプの歪みという感覚は変わってはいないのですが、一度ボードを組んでしまうと外すのは面倒だし、完璧な音にしなくてもある満足に遊べるので、現在も歪みペダルが基本です。BlackstarHT-Dualをクランチ設定でプリアンプに見立てて常にOn、ギター側のボリュームでクリーン~クランチをコントロールし、必要に応じてBB Preamp MBでゲインブースとしています。

 

実は近々引っ越しの予定で、この機会に小出力の真空管アンプを入れる予定。そうなったら家ではアンプの歪みに戻るかもしれません。そうなってもこのBB Preamp MBをブースターにして使うことになると思います。

 

BB Preampはオーバードライブとしてもなかなか優秀だと思います。歪みの質はアンプ的でやはりギターのボリュームに良く反応します。「BB」というのはMarshallのBlues Breakerという意味らしいです。

↓やっぱり事前にここのYouTubeを参考にしました。

↓このgeamandudeさんもいつも参考にしていました。

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DS-2

以前参加していたバンドで、アンプの歪みを使いたいけど、音量の問題や多数のエフェクターを積極的に音づくりに使うためにプリアンプ的に使える歪みエフェクターが必要になった時に色々試して選んだ一台がこのDS-2です。それまでは歪みはアンプで作って、後はブースターだけというスタイルでやってきていたので、歪みの質については「アンプ的」というのが譲れない条件でした。アンプ的な歪みでボリューム操作の反応性が良いペダルはたくさんあってそれはそれでよかったのですが、音のレンジはどれもエフェクターのそれでした。最後に当時よく見かけた真空管搭載ペダルを4種類試したなかで飛びぬけて良かったのがDS-2です。以降今日に至るまで、歪みペダルのメインであり続けています。もちろんアンプと全く同じかというわけではないですが、素性のよい真空管アンプでクリーンを作ってこのペダルで歪みを出す場合は十分満足できる音です。

プリアンプとして使っているので、常時Onでギター側のボリューム操作でクリーン~クランチをコントロールして、もっと歪みがほしい場合にブースターをOnにするという使い方でアンプの歪みを使うときと同じ使い方です。

音はチャンネル1が比較的高域が効いた音で、ゲインは低め。2は低域の効いた音でゲインは高く、ハードロックやメタルの歪みも作れます。

EQはあまり激しく効くタイプではないですが、アンプと合わせて音を作るので困ることはありません。ISFは左側に回せばアメリカンアンプな音に、右側に回せばブリティッシュよりに音色が変化するというコントロールですが、私は常にブリティッシュよりに振り切っています。これでもアンプの特性が加わって出音が決まるので、例えばフェンダーのアンプから音を出せば、やはりフェンダーのキャラクターも加わった音になります。

↓ここの動画を参考にいろんなペダルを物色しました。

Freezer

エレハモのFREEZEというペダルです。任意の音を伸ばすという変わり種エフェクトですが、意外と使えます。ギター一本だけのバンドなどでアレンジ上音の厚みを足したいときや、足りないパートを補うのに使えます。詳細はメーカーのページで↓

http://www.electroharmonix.co.jp/eh/freeze.htm

↓社長さん自ら登場の紹介動画。この社長、楽しい方です。

私は以前組んでいたバンドで使ってました。そのバンドはツインギターではあったのですが、キーボードはいなくてちょっと物足りないところにこのペダルを使いました。FREEZEでパワーコードを伸ばして、その上にメロディーを乗せてました。ディレイを使わないサウンドオンサウンドですね。

ルーパーでもサウンドオンサウンドはできますが、Freezeではかなりシンプルにできますし、あらかじめループを録音するのとは違ってリアルタイムで使えるので、意外と役立ちます。フェードイン、フェードアウトやひたする音を伸ばすなども操作できるのですが、設計者はよく心得てるなと感心します。

音色は機械的というか、ピッチシフターのような音色で、ギターの音とはちょっと変わります。「録音してそのまま再生する」というものではないですが、まったく同じ音が再生されるより音が分離されるので、かえってよいんじゃないかと思います。

200lbs

Lovepeadalのシリコンファズ200lbs。今はもう廃番のようですが、中古品は時々見かけます。たしか2006年前後に大阪の三木楽器で購入しました。当時ファズに興味があって色々試した中で唯一気に入ったのがこれでした。「エリックジョンソンがファズフェイスをチューブスクリーマーでブースとさせた音」というマニアックな売り文句でしたが、FUZZを上げると本当エリックジョンソンぽいバイオリントーンが出せます。私はエリックジョンソンは特別大好きというわけではないですが、彼のシグネチャーストラト(Guitar2のレポート参照)といい、何か通じるものがあるようです。凝り性ですし。

音ですが、前述のエリックジョンソンの音ですが、FUZZ FACEにも近い感じです。歪み量がFUZZ FACEよりははるかに歪むのですが、ボリュームを絞ったときにシャリーンとしたクリーントーンはFUZZ FACEのそれに似ていて、使えるクリーントーンです。歪みは12時くらいでかなりの歪み量になりますが、それでもボリュームへの反応性はよく、オーバードライブ的です。とっつきやすいところも◎。

↓YouTubeで発見したデモ動画。私も参考にしました。

以前参加していたバンドでRed Hot Chili Peppersのカバーをやっていた時、200lbsは大活躍でした。これで基本の歪みを作って、クリーンはボリュームを絞って作っていました。FUZZの量は12時未満くらいにして、ソロのときは前段につないだBB Preampかワウでブースト。自分でもすごい気に入った音でしたし、バンドのメンバーにも好評でした。たしか、Dani California、Show Me Your Soul、Scar Tissue、Aeroplain、By The Wayなんかをカバーしてました。

最近はボードから外していますが、気に入っているので手放す気はありません。他にも何種類かファズは持っていましたが、残っているのはこれだけ。私にとって最高のファズ。

レリック加工されたギターの「木部表面の塗料の量を少なくすることによる音の変化」をみるため、Eric Johnson Stratocaster(Guitar2レポートで紹介)をレリック加工。

↓仕上がり

EJStRelic①

EJStRelic②

ネックの裏側は木部が露出する状態までサンディング。指板やヘッド裏の塗装も削り塗膜を薄くしました。ヘッド表面のみデカールを残すために加工せず。

↓表拡大。

EJStRelic④

↓裏拡大

EJStRelic③

ピックガードの下に隠れている部分も含めて全面サンディングして塗膜をより薄くしています。私が立って演奏する時はギターは比較的低めに構えます。元々のバックル痕はコンターの左側に結構付いているので、レリック加工もそれに準じました。使っているうちにさらに摩耗するので、自分の楽器としてはこの方がより自然だと思っています。指板上も塗膜を全面的に削りましたが、ピンポイントの指板の削れは再現していません。自分の場合、太めの弦を張っているのであまり指板に削れは起こらないのでないかと考えてのことです。

実際のビンテージギターを見ると塗膜のツヤは結構残っています。なので、サンディングしっぱなしでは不自然なのでさらに表面の処理も行っています。裏面の写真の白っぽい部分は蛍光灯の写り込み。

木部以外ではプラスチックパーツは加工を施しましたが、ペグやトレモロ等金属部は加工していません。検証は塗装に主点を置いているので、とりあえず木部の加工だけ終えています。ただ、摩耗が激しく演奏にも支障が出ていたフレットはDunlopの6105に交換しています。

さて、音ですが予想以上に変化しました。生鳴りは驚くほどレンジが広がって倍音も豊かになりました。まだ弦を張り替えたばかりなので少し落ち着かせてからアンプリファイズの音も確認してみようと思いますが、生音ですでにかなり気持ち良い音。満足。

木部をこぶしでコンコンたたいた時の音も、加工前より抜ける音になったので、間違いなくレリック加工は生鳴りの向上にかなり効果的だと考えてよさそうです。

daddario_ej22a

「JAZZ弦と言えばフラットワウンド」というイメージがあるかもしれません。私も漠然とそう思っていました。でも最近はそうでもないようです。アメリカのアーティストはラウンドワウンド弦が主流らしいです。以下のサイトでJAZZギタリストの弦についてのレポートがあります。とても興味深い内容です。

http://blog.yasuhisakogawa.com/2013/02/blog-post.html

Jazzの方々は1弦014とかの方も多いみたいですが、低音弦は056位まででそれ以上の太さはあまりいないみたいです。この辺もHeavy Bottomがある程度普及しているロックと異なるところです。

ここ数年、アーチトップギターもさわるようになって、JAZZギターにも多少なりとも興味を持てきています。もっともアーチトップギターは音よりも見た目で惚れ込んでいる部分が強く、ホンマモンのJAZZの方が私の演奏を見たら吹き出してしまうかも…

で、Guitar8のL-5CESに使っている弦がEJ22です。これまで紹介してきたEXLシリーズと材質は同じようで、違いは3弦がワウンドであること。「Medium」とはいっても1弦013でロックギターのそれとはまったく常識が異なる太いゲージになっています。1弦が012のセットで「Jazz Light」というのもあり、そっちの方もJAZZでよく使われているみたいです。アコギ弦とゲージの表示が同じ感じですが、この辺の背景が気になります。

音ですが、L-5CESで使っている限りにおいてはJAZZの丸い柔らかいイメージよりももっときらびやかな感じで、(17inchの単板フルアコボディなので当然ですが)生音で弾き語りができるくらいの大きな音が出ます。そのまま録音しても良いくらい。弾き方によって表情も豊かに変化します。私の弾き方だと基本的にきらびやかな感じにはなりますが、JAZZ特有の丸い、柔らかい音も弾き方次第で出せて面白いです。ワウンド弦の擦過音はJAZZの人にとっては好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、私はギターの味だと思っていて気になりません。

L-5CES+EJ22(Guitar8参照)の組み合わせはアコースティックギターとしてもイケます。というか、そもそもフルアコは私の持つエレキのイメージとはかなり異なるギターですね。歴史の重みのようなものも感じますし、ソリッドギターでハードロックばかりやってきた私としては新鮮なものも感じます。やはり生鳴りが大事な楽器なので、弦も太めにして大きな振動が得られるのがベストだと思います。仮に011~の弦を張った場合は013ほど生音が気持ち良いと思わないかもしれません。あくまで推測ですが。

そういえばJoePassはアルバムVituosoの演奏は生音で録音していたそうです。どんな弦だったんでしょうか…

Blackstar Artisan30Combo

BlackstarのPoint to Point配線のアンプ、Artisanシリーズ。Blackstarはまだ新しい会社ですが、最初に発表したフロアタイプのチューブドライブペダル、5Wの真空管アンプHT-5などであっという間に広まったことはここ10年間ギターをやっていた人はご存じのことと思います。

Point to Point配線のアンプとしては比較的買いやすい価格で、音も最高に良く、なおかつ使いやすいアンプです。出力が10W,30W切り替えられたり、単純にクリーン・ドライブではなく、キャラクターの異なる2つの独立チャンネル(チャンネルリンクも可能)、音色のバリエーションが得られるコントロールなど現代のギタリストに使いやすくなるような工夫が凝らされています。サウンド自体は伝統的ですが、使いやすさは現代のアンプという感じでしょうか。

BlackstarArtisan30A←チャンネル1

BlackstarArtisanB←チャンネル2

音は、さすがにPoint to Point配線なためか、非常に食い付きが良く、レンジも広い感じがします。音の傾向としてはやはりブリティッシュ系で、プレキシマーシャル、VOX AC30のような雰囲気を持っています。↓はBlackstarのデモ動画です。

家で鳴らす場合はクリーンにセッティングして歪みエフェクターで音を作っています。その歪みエフェクターもBlackstarでDS-2です。Blackstarは元々Marshallにいた技術者が作ったメーカーですが、市場の需要を良く分かっているのでしょうか、良い製品が多いと思います。今後も期待したいです。

Eric Johnson Stratocasterのレリック加工を行っています。今回は見た目よりも、「サウンドの変化」を検証するのが目的です。レリック加工によって木部表面の塗料量が減り(塗膜が薄くなる、木部が一部むき出しになる)、結果として木の鳴りが前面に出て「生鳴りが良くなるかどうか」を確認します。

もう作業には入っているのですが、もう一回レリック加工について整理してみました。

 

見た目の面からのレリック加工の評価はやはり好嫌が分かれます。自分で弾きこんでの傷と故意に着けた傷では前者には歴史の重みがありますが、後者には「かっこつけ」「誇示」のような日本人的美意識に相容れない見方をされます。実際、「見た目」だけでレリックを評するなら私も同感です。この理由で私も最近まではレリックが好きではありませんでした。

もう一つ見た目の面からの話ですが、実はギターを新品で購入して数十年弾いても、実際には現行のレリック製品のような見た目にはなかなかなりません。ステージで酷使するプロは別ですが、アマチュアの場合は、練習してからクロスで拭いてしまうという動作に時々ライブで使うくらいの環境負荷しかかかりません。スタジオでガンガン弾いていても、つくのはベルトのバックル痕と、ピッキングの仕方によってはピックの擦り傷がストロークの通り道につくくらい。ラッカー塗装のギターは服がこすれる部分は少しずつ塗料落ちは起こりますが、ボディのエッジの木部が見えるほど万遍なく削れるようなことあまりないと思います。ボロボロで有名なStevie Ray VaughanのNo.1ストラト。なんであんなに色がはがれているのか。彼の映像を見たことがある人はわかると思いますが、やはりピッキングがかなり激しく、ガンガン汗をかいて、その汗はギターにかかりまくっています。ステージ上にギターを置いて、足でアーム操作をしたりもしています。そこまでしないとあそこまでボロボロにはならないという事だと思います。

 

今回レリック加工を行うEric Johnson Stratocasterは既にボディの上部がピッキングによって削れています。これは、このギターをメインにしていた頃のバンドでやっていた曲で結構激しくストロークをしていたからなのですが、数本あるストラトで一番傷が多いので、本気を検証対象に選びました。まぁ、そこまでやるからには一生面倒みるつもりなので、ギターも許してくれると思います…先の通り、普通に使っている限り新品が経年変化で市販のレリックのようには成り得ないのですが、今回は大胆に塗料を落とさないと検証にならないので、ガリガリ行きます。

フェンダーのマスタービルダーのインタビュー中に、「レリックモデルは最初の塗装の段階でNOSよりも薄く塗装する」という話も出ていました。今回の検証ではそれも踏まえ、色を残す部分も、表面を少し削り落として塗膜を薄くするつもりです。

さて、どんな音になるかな?

FenderPrincetonReverbFront

65年モデルPrinceton Reverbのリシュー。15W出力で、スピーカーは10inchのジェンセン。自宅練習用の小出力チューブアンプとして購入したのですが、15Wとはいってもチューブアンプなので、家では結構な爆音になるくらいのパワーがあって、思い切りは鳴らせません。でもFenderのクリーンは言えレベルの音量でも味わえます。コイツをクリーンに設定して、気に入ったエフェクトを加えて音を作って練習をしていました。先のレポートにある通り、最近は苦情をいただいてしまったので、音出しは控えているのですが…

昔ハードロックやメタルばかりやっていたころは「歪みはアンプで作るもの」という固定観念を持っていて、Fenderのチューブアンプはとっつきにくく、音も粗が目立つので、毛嫌いしていました。5,6年前に、Red Hot Chili PeppersやStevie Wonder、Policeなどをコピーするバンドに参加していて、その頃からいろんなエフェクターを試すようになりました。それまでアンプは「歪むマーシャル系」ばかりだったのですが、エフェクターで音を作るとなるとクリーン自体が良いアンプでないとだめで、だんだんFenderを使うようになった経緯があります。クリーンアンプの定番はもう一つRolandのJCがありますが、何故かJCの音は私には冷たく感じられてなじめません。やはりチューブアンプには温かみがあると思います。

ピッキングのニュアンスが非常によく出せる(=粗が目立ちやすい)のがFenderのチューブアンプの良いところ。今ではクリーン、クランチはFenderなしでは考えられなくなりました。

FenderPrincetonReverbRear

Princeton reverbはスタンバイスイッチがありません。スイッチがリアパネルにあるのはちょっと不便…音気に入ってるのでそれくらいいいけどね。

現在のギブソンのギターの中では最高峰に入るフルアコ L-5CESです。お値段も泣きたくなる位で、購入するときは清水の舞台から飛び降りるような気持でした。でも買って良かった。

L52←「大人のギター」

ギブソンフルアコはロックの人にはなじみが少ないと思います。YesのSteve HoweがES-175を、Ted NugentがByrdlandを使っているくらいです。JAZZギターのイメージですよね。でも、これでブルーズやったり、ソロギターってのもいい!アンプを通しても気持ち良い音ですが、生音もとてもきれいです。ES-335や330もここで紹介していますが、何しろ「fホール」が好き。クラッシックなルックスも最高です。ほとんどフェチです。

L-5といえばWes Montgomery。私はロックが中心のスタイルですが、実はWes Montgomeryも大好きで、楽譜買ってThe Days of Wine And Rosesなんかを練習しました。完コピまではしてないのですが…そういえばStevie Ray VaughanもWesがお気に入りだったそうです。ロックやブルーズの人にも影響を与えているJAZZギタリストNo.1なんではないでしょうか。L5head←さすがに最高峰、ゴージャスな装飾。

L-5CESは何しろ高価なので、「オール単板でバリトラ」とか、「かぎられた熟練職人が作っている」とか、「年間十数本しか制作していない」とか、そういう話が先に来て、実際の弾き心地とかあまり情報がありません。敷居が高すぎるイメージで損をしている面もあるんじゃないでしょうか。私も店で試すまでは「憧れのギターだけど買うことはないだろう」と思っていましたが、恐れつつも試奏して楽器としての良さを認識しました。

ギブソンでは珍しいレギュラースケールであるにもかかわらず、このギターめちゃくちゃ弾きやすいです。ストレッチコードもミディアムスケールの335や330より押さえやすいのです。バランスが飛びぬけて良いのでしょうか。また、生音もさすがに全単板だからでしょうか、そのまま弾き語りしても良いくらいの音量があり、音色もアンプを通さずにもレコーディングしても良いくらい気持ちの良い音です。もちろんアンプからの出音も最高です。でも「エレキ」という言葉は似合わない感じ。ちゃんと「エレクトリックアーチトップ」とか言わないといけないような感じがします。やっぱり敷居が高いか…大人のギターです。

57classic←ギブソン箱物定番PU,57Classic

弦はダダリオEJ22 JAZZ MEDIUMを張っています。1弦013、6弦056で3弦はワウンド弦。ロックギターの常識では超ヘヴィですが、「JAZZ MEDIUM」。

daddario_ej22a

JAZZではフラットワウンドを使う人も多いと聞いていたので、フラットワウンドも試したのですが、私はラウンドワウンドの方が好みでした。フラットワウンドの方が落ち着いた音で、弦を擦る音が小さいのも良いとは思うのですが、私としてはもっときらびやかな感じもほしいし、弦を擦る音もギターの声の一部でないとさみしい…という感覚がありました。最初にお店で試奏したときもラウンドワウンドがはってありましたが、フラットワウンドだったら、「敷居の高いギター」の認識のままで購入はしなかったかな?でも、最近JAZZで使われる弦について調べてたら、最近のJAZZシーンでは結構ラウンドワウンド派が多いという話がありました。やっぱラウンドワウンドでしょ!